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YUKICHI OTSUKA 大塚雄吉
F1 ウォッチャー
幼少期にF1に魅せられ、50年以上にわたって、日本製のF1が出ていなくても、日本人F1ドライバーがいなくても50年以上にわたってF1を見続けてきた、F1 ウォッチャー。

Formula One 2016(15)2016.09.16

イタリアGPでロスベルグは重要な1勝を上げた。
ベルギーGPでパワーユニットの追加ペナルティを消化してPUの心配がなくなったハミルトンは、予選Q3でロスベルグに0.5秒の差をつける完ぺきな走りを見せてチャンピオンシップを争うロスベルグの心を打ち砕いたはずだった。
ところが、ハミルトンは、スタートで大きく出遅れ、ロスベルグ、フェッテル、ライコネン、リチャルドの4人に先行を許すことになってしまった。
シーズン後半になってからは、スタートをうまく決めていたハミルトンに何があったのだろう。
他のスポーツでもそうだが、チャンピオンといえども完ぺきに精神状態をコントロールすることは難しいのだろうか。
ハミルトンは、その後、F1コースの中では最もパワーアドバンテージがあるといわれるモンツァで、メルセデス・パワーを使って果敢に追い上げたが、ロスベルグをとらえることはできず、15秒差の2位に終わった。
これで、ハミルトンとロスベルグのチャンピオンシップポイント差は2となった。
これからは、毎レースこの二人のガチンコが続く。どちらかのリタイアがない限り最終戦までもつれ込むだろう。

フェッテルは、スタート直後に、巧みに2番手につけたがパワーで勝るメルセデスのハミルトンを抑えきることができず、3位でゴールした。
ライコネンも4位で続いた。
フェラーリは最近レッドブルに後塵を拝し続けていたが、地元モンツァで表彰台に返り咲くことができた。
レッドブル勢は、さすがにパワー不足のため苦しかったが、それでも、リチャルド5位、フェルスタッペン7位と健闘した。
ウイリアムズはここではボッタスが6位、マッサが9位に入り、ペレス8位、ヒュルケンベルグ10位のフォースインディアを久々に上回った。
マクラーレン・ホンダは、明らかにパワーが足りず、バトン12位、アロンソ14位に終わった。
アロンソは、終盤、13番手を走行していたが、ゴールまであと2周というところでスーパーソフトに履き替え、レースのファーステスト・ラップを記録した。
13位でも14位でも変わりはないから、最速ラップを記録したほうがチームの士気も上がるだろう。

イタリアGPの前にマッサがF1からの引退を表明した。
全盛期のマッサは同じフェラーリに乗るシューマッハを脅かすほどの速さがあり、2008年は1ポイント差でチャンピオンになれなかった。
フェラーリ時代にイタリアのファンに愛されたことから、イタリアGPを引退表明の場に選んだのだろう。
バトンも、マクラーレン・チームに残留するものの1年間休養することを発表した。これでバンドーン、ウエレーンといった才能ある若手ドライバーが有力チームで走る道が開かれる。

次は、市街地のナイト・レース、シンガポールGPだ。
熱いシンガポールの昼を避けるためとヨーロッパの放送時間帯に合わせるためにナイト・レースとなったが、今年で9年目、すっかり定着した。
マリーナベイのコースは市街地なのでエスケープゾーンがなく、路面も市街地舗装なのでグリップが低い。PUのパワー・ハンディを背負っているチームにとっては、後半戦で、最も期待の持てるコースだ。
誰かが、ガードレールに張り付いて赤旗が出れば、2008年のアロンソのように予想外のドライバーが優勝することもある。

シンガポールGPは、1位フェッテル、2位ハミルトン、3位アロンソ、4位リチャルド、5位バトン、6位ロスベルグ、7位サインツ、8位ウエレーン、9位ペレス、10位ボッタスかな。

2016 ©Yukichi Otsuka, All Rights Reserved

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉
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Formula One 2016(14)2016.09.02

ベルギーGPでロスベルグが楽な1勝を上げた。
次のイタリアGPでパワーユニットの追加コンポーネントを投入して、後半戦に必要なPU投入によるペナルティを一気に消化する予定だと言われていたハミルトンが、ベルギーGPでそれをやってきた。
多数のコンポーネントを投入すると、グリッ・ドダウン・ペナルティの合計がグリッド数を超え、最後尾スタートになってしまう。
マクラーレン・ホンダのアロンソも同じ理由で最後尾スタートを選んだ。
ハミルトンと一騎打ちする必要のないロスベルグは、決勝でクルージングすればいいだけだった。
スタート前の時点で考えられるリスクといえば、フロントローに並んだフェルスタッペンにスタートで先を越されることだけだった。
フェルスタッペンは、オランダからスパに駆け付けたファンの応援に応えて予選Q3で素晴らしいドライビングを披露し、2番手のタイムを出したのだ。
決勝当日のスパ・フランコルシャンは快晴で、スパ・ウエザーによるかく乱もなさそうだった。
しかし、ここはスパ、何かが起こる。
まず、スタート直後にアクシデントが発生した。
ロスベルグはクリーンスタートを決めた。フェルスタッペンは出遅れ、フェッテルとライコネンに先行されたため無理やりインサイド側に入ろうとして3台が接触、3台ともダメージを受けて後退せざるを得なくなってしまった。
予選5番手だったリチャルドは易々と2番手の位置を手に入れてその位置をキープし、ロスベルグから14秒遅れの2位でゴールした。

3位に入ったのは驚くべきことにハミルトンだった。
ハミルトンは最後尾スタートのおかげでスタート直後のアクシデントに巻き込まれずに済み、3位まで追い上げた。
これで、ハミルトンはPU 交換ペナルティによるダメージを最小限にとどめることができた。
ロスベルグにチャンピオンシップポイントの差を縮められたものの、依然として9ポイントリードしている。
4位と5位には、このところ高速コースでは速いフォースインディアの2台、ヒュルケンベルグとペレスが入った。
フェッテルは1週目のアクシデントの後、6位まで追い上げた。

7位に入ったのは、なんと、マクラーレン・ホンダのアロンソだった。
マクラーレン・ホンダは今回ICEのアップデートを投入してきたが、アップデートの効果をアロンソの手を借りて証明した形になった。
パワーがものをいうスパでメルセデスPUユーザーのウイリアムスを抑えることができたのは収穫だった(アロンソでなければ難しかったかもしれないが・・・)。
8位、9位、10位にはアロンソに抑えられてしまった、ボッタス、ライコネン、マッサが続いた。

次は伝統のイタリアGPだ。
モンッアはもともとバンクのあるアメリカのインディアナポリスのような超高速コースだった。
(日本の富士スピードウエイも開設当初は1.6Kmの直線の後にすり鉢状のバンクが続く高速コースだった)
安全性への配慮から、バンクは使用されなくなり、複数のシケインも設けられたが、それでもスパ・フランコルシャンに並ぶ高速コースであることには変わりがない。
フェラーリとトロロッソにとってイタリアGPはホームレースだ。
長らくフェラーリのドライバーだったマッサはイタリアGPを前にして今シーズン限りでF1から引退スロことを表明した。
夏休み前は3番手チームになってしまったかに見えたフェラーリはベルギーで速さを見せた。
また、レッドブルの復活は本物で、ルノーPUでも高速コースでフェラーリと互角に渡り合うことができる。
夏の終わりのヨーロッパラウンド最終戦、イタリア人の熱い声援を受けた戦いが始まる。

イタリアGPは、1位フェッテル、2位ライコネン、3位ロスベルグ、4位リチャルド、5位フェルスタッペン、6位ヒュルケンベルグ、7位ペレス、8位マッサ、9位バトン、10位アロンソかな。

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉
学会ネット株式会社 代表

Formula One 2016(13)2016.08.26

ハミルトンはドイツGPに優勝した。
ハミルトンは7月4連勝だ。
これで、チャンピオンシップポイント2番手のロスベルグに19ポイント差をつけたことになる。
ハミルトンは後半戦に向けてPU 交換ペナルティでスターティンググリッドのダウンを強いられるから、これからの後半戦はロスベルグと肩を並べた戦いとなる。
ロスベルグは、予選のQ3で見事なラップを刻み、ポールポジションをとったことからホーム・グランプリ優勝に向けて順調なスタートを切ったかに見えていた。
ハミルトンはQ3でミスしたためにポールをとれなかったことにひどく不機嫌だった。
しかし、ロスベルグが決勝のスタートでもたつき、1コーナーまでにハミルトンがトップに立ったことで立場は一瞬にして逆転してしまった。
ロスベルグはレッドブルの2台にも抜かれ4番手まで落ち、レース終盤でフェルスタッペンをコーナーのアウト側に追いやったことによって、5秒のペナルティを受け、結局4位でレースを終えることになる。

一方、スタートでロスベルグを置き去りにしたレッドブルの2台は、パワー・サーキットのホッケンハイムであるにもかかわらず、優れた空力とシャシー性能を武器に順位を守り通し、リチャルドが2位、フェルスタッペンが3位でゴールした。
今回、フェルスタッペンはペースの速かったリチャルドに2位を譲った。
これでレッドブル・チーム内の軋轢も少しは弱まっただろう。

5位と6位にはフェラーリの2台フェッテルとライコネンが入った。
フェラーリはシーズン中盤から3番手チームに落ちてしまったようだ。
テクニカル・ディレクターのジェイムス・アリソンはドイツGP後チームを辞めることになってしまった。

マクラーレン・ホンダの二人は、パワー不足のせいで予選は12番手と14番手に甘んじたが、決勝ではバトンが頑張って8位に入った。
ホンダPUはメルセデスPUにはまだまだ遠く及ばないがエネルギー・マネジメントが及第点に達しているようで、パワー・サーキットでも決勝は中盤で争うことができるようになった。

長い夏休みが明けて、次はベルギーGPだ。
ベルギーGPが行われるスパフランコルシャン・サーキットは、長いストレートを駆け上がる前半とテクニカルな下りから構成される伝統のコースだ。
PU全開区間が多いのでメルセデスPUユーザにとって有利なコースだ。
また、コース全長が7Kmもあるのでコース途中でトラブルに見舞われるとピットまで戻るのに時間がかかってしまう。
ホンダはベルギーから改良したICE(内燃機関、エンジン)を投入する。
ハミルトンはイタリアGPでPU交換ペナルティを受けるつもりらしいのでベルギーは手持ちのPU で走る。
ハミルトンは、ポールをとって先行逃げ切りでPUを労わりたいところだろう。ベルギー人F1ドライバーとしてはバンドーンがいるが、マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーなのでレギュラードライバーのバトンかアロンソにトラブルでも起こらない限り出場はない。
スパはドイツ国境に近いのでドイツ人ドライバー達にとってはホーム・グランプリのようなものだ。
フェッテルはスパでは何度か巧みなスタートを披露している。
レッドブルは空力が良いのでパワー・サーキットでも意外に速い。
フォースインディアとウイリアムズはポイントの稼ぎどころだ。
スパ・ウエザーでレース中に雨が降り出すと面白いレースになるのだが・・・。

ベルギーGPは、1位フェッテル、2位ハミルトン、3位ロスベルグ、4位リチャルド、5位ライコネン、6位ヒュルケンベルグ、7位バトン、8位アロンソ、9位ペレス、10位マッサかな。

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉
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Formula One 2016(12)2016.07.29

ハンガリーGPはハミルトンが制した。
ついに、ハミルトンがロスベルグを抜いてチャンピオンシップ・ポイントで首位に立った。
ハミルトンは、スタートでトップに立った後はロスベルグとの差を終始2秒前後に保ってゴールした。
予選でポールポジションをロスベルグに獲られたハミルトンは、今週末は決して好調とは言えなかったが、決勝のスタートを決めた後は、タイヤ・マネジメントとラップタイムのバランスをとる巧みなレース運びだった。
ハミルトンは、ロスベルグとの差が1秒台になると少しラップタイムを挙げて抜くチャンスを与えずゴールした。
ハミルトンは、調子があまりよくなくても、それなりにレースを作ることができる。
シーズン終盤のハミルトンのパワーユニット交換ペナルティを考えると、ハミルトンとロスベルグはチャンピオンシップ争いで並んだといっていいだろう。

3位にはロスベルグから25.6秒遅れてリチャルドが入った。
最近、ちょっとした不運のためにフェルスタッペンの後塵を拝していたリチャルドは、今回実力を示した。
4位にはリチャルドから0.7秒遅れでフェッテルが入った。
5位にはフェッテルから20秒遅れでフェルスタッペンがゴールし、フェルスタッペンのわずか0.4秒背後でライコネンがゴールした。
ライコネンは、終盤、何度かパッシングを試みたが、フェルスタッペンのF1シーズン2年目とは思えない落ち着いた(違反すれすれの)ブロッキングに遭い、抜くことができなかった。

7位にはアロンソが中団グループの先頭でゴールした。
アロンソは珍しいことにP1から決勝までの全セッション7番手だった。
これが、マクラーレン・ホンダの現在の立ち位置だろう。
今後、さらに上を目指すには、ホンダのPUアップグレードだけでなくマクラーレンの空力アップデートとサスペンション改良も重要になってくる。
トップテンの残りには、8位サインツ、9位ボッタス、10位ヒュルケンベルが中位チームから1ずつ入った。
これからの高速コースは、フォースインディア、ウイリアムズ、トロロッソが速い。

ハンガリーからわずか1週間後に開催されるのは、ドイツGPだ。
環境問題とスポーツの予算管理(サッカーでもリーグの各チームに赤字を出さないように厳しく指導している)に厳格なドイツでは、去年予定されていたニュルブルクリンクでのF1開催が取りやめとなった。このため、ホッケンハイムで行われるF1グランプリは2年ぶりのドイツGPとなる。
ホッケンハイムは、高速コースでコース幅も広いからDRSを使ったパッシングが多くみられるだろう。
ブレーキに厳しいコースだから終盤に番狂わせがあるかもしれない。

2016年のF1には、ロスベルグ、フェッテル、ヒュルケンベルグ、ウェーレーンの4人のドイツ人ドライバーがいる。
2014年、2015年と続けてコンストラクターズチャンピオンをとったのもドイツのメルセデスだ。
今年の前半戦をリードしたロスベルグは、今年は最もチャンピオンになれる可能性が高まっているといいていいだろう。
ロスベルグはここで勝ってハミルトンへの流れを止める必要がある。
他のドイツ人ドライバー、3人もホーム・グランプリで出すエキストラパワーに期待したい。

ドイツGPは、1位ロスベルグ、2位ハミルトン、3位フェッテル、4位リチャルド、5位ライコネン、6位ヒュルケンベルグ、7位バトン、8位アロンソ、9位クビヤト、10位マッサかな。

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Formula One 2016(11)2016.07.22

ブリティシュGPはハミルトンの3年連続優勝で幕を閉じた。
ハミルトンは、ウエットからドライへのコンディション変化をものともせず(むしろイギリス人だから慣れているか)予選・決勝を通じてグランプリを制した。
ハミルトンに続いて6.9秒差でフィニッシュしたのはロスベルグ、さらに1.3秒差でフェルスタッペンがゴールした。
しかし、ロスベルグはレース終盤にギヤボックス・トラブルに見舞われた際に、ピットから有利になる情報を(7速を飛ばしてシフトする)得たとして、レース後、10秒加算ペナルティを課せられた。
このため、公式記録は、フェルスタッペン2位、ロスベルグ3位となった。
ピットがロスベルグに無線で対処方法を教えてしまったためだが、ドライバーも教えられなかったよりは少し有利になったという裁定だった。
ピットからドライバーにマシン操作に関する指示をしてはならないという規則に沿ったもので、ルールを厳格に適用することによって公平さが保たれた。
ロスベルグは、せっかく自力でフェルスタッペンを抜いたのに不運な結果になったが、ギヤボックス・トラブルでリタイヤするよりはいいだろう。

これで、ロスベルグとハミルトンのチャンピオンシップポイント差は1となった。
しかし、ハミルトンは、ポイント上ではロスベルグと並んでも、前半戦でパワーユニット・コンポーネントのトラブルが続いたせいで、ターボとMGU-Hは5基目のコンポーネントを使っている。
これらのコンポーネントが壊れればシーズン規定数を使い果たすことになり、6基目を投入する時点でグリッド・ダウン・ペナルティを受けることになる。
ハミルトンはグリッド・ダウンによる不利を少しでも少なくするため、5基目が壊れなくても、パッシングのしやすいコースで早めに6基目を投入したいと考えているようだ。

ブリティシュGPの結果をチーム別見ると、メルセデスが1位・3位、レッドブルが2位・4位、フェラーリが5位・9位、フォースインディアが6位・7位、トロロッソが8位・10位となっている。
フェラーリの代わりにレッドブルがメルセデス追撃の旗手になりつつあることがよくわかる。
レッドブルは空力が良いため高速コースでもメルセデスについていくことができる。メルセデスとレッドブルのタイム差も縮小してきた。

次はハンガリーGPだ。
ハンガリーGPが東欧最初のF1GPとして開催されたのは1986年に遡る。
パーマネントコースながら延長が4.3Kmと短く、タイトなコーナーが多いため決勝でのパッシングは難しい。
予選順位が極めて重要になるコースだ。
バトンは2006年のハンガリーGPで猫の目のように変わる天候の中、自身の初優勝とホンダ・ホンダの3勝目を飾ったコースだ。
今のマクラーレン・ホンダには適しているコースだ。
かつて絶大なパワーを誇り、ブリティッシュGPで1-4位を独占したホンダ・エンジンを知る者にとっては寂しい限りだが・・・。
ハンガリー人のF1ドライバーはいないが、ロシア人のクビヤトには近隣のロシアからファンが詰めかけるだろう。
トロロッソに移籍させられてからはぱっとしないクビヤトは、ここいらで結果を出さないと来年はない。

ハンガリーGPは、1位フェッテル、2位リチャルド、3位バトン、4位アロンソ、5位ライコネン、6位フェルスタッペン、7位クビヤト、8位サインツ、9位ヒュルケンベルグ、10位ペレスかな。

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