ドイツGPはエキサイティングな予選から始まった。
僅か2戦前のヨーロッパGPからは想像がつかないほどフェラーリが速くなった。
アロンソはでポール・ポジションを逃したがフロント・ローに並んだフェッテルと僅か1000分の2秒差だったし、マッサも予選3番手に着けた。
ブリティシュGPの予選で見せた速さは本物だったようだ。
名門ウイリアムズもヨーロッパGPあたりから少しづつに速くなり予選で確実にトップ10に入れるようになってきた。
打倒レッドブルの最右翼と思われていたマクラーレンはアップ・デートがなかなかはまらないし、このレースが地元のメルセデスも予選から苦戦していた。

決勝のスタートは、ポール・ポジションのフェッテルがアロンソを牽制しすぎて両者が遅れたところで予選3位のマッサがトップにたった。
マッサは、終盤にベストラップを更新し続けてスタート時の失地を回復したアロンソにトップの座を譲るまで快走し続けた。
この際のチーム・オーダーは物議をかもしたがチームとしては久々の勝利をチーム・メート同士がつぶしあってフイにすることだけは避けたかったのだろう。
フェラーリは伝統的にチーム・オーダーが好きなチームだが、罰金で済みそうなのでしてやったりなのだろう。
マクラーレンは両ドライバーががんばって4位、5位に持ち込んだがトップ3にはかなり差をつけられた。
ルノーとメルセデスは両ドライバーともトップ10に入った。

次は、僅か1週間後にハンガリーGPが開催される。
西側諸国のみで開催されていたF1レースを始めて東欧圏で開催した。
もっとも今はユーロ圏だが。
本田宗一郎氏が亡くなった直後に本田氏を敬愛していたアイルトン・セナが喪章をつけて出場した。
予選では驚異的なドライビングでこのコース向とはいえなかったマクラーレン・ホンダをねじ伏せてポール・ポジションをとり、決勝では2位以下を抑えきって優勝した。
アイルトンはこの勝利を本田氏に捧げると言った。

今年のチャンピオンシップの行方ははますます混沌としてきた。
現在1位のハミルトンから5位のアロンソまでの5人の内だれがチャンピオンになってもおかしくない。
ハンガロリンクは抜き場が無いので予選で結果を出すことが極めて重要になる。
予選でポールを取り、決勝のスタートでトップに立ったらタイヤ交換でミスしない限り、まず抜かれることはない。
ハンガリー人F1ドライバーはいないが、クビサはポーランド人、ペトロフはロシア人なのでファンも国境を渡って応援に来るだろうから、良いパフォーマンスが見られるだろう。
二人とも復調しつつあるルノー・チームというのも面白い。

バトンはこのコースでホンダF1を駆り、猫の目のように変わる天気の中巧みなドライビングで優勝したことがある。
バトンはここらあたりでハミルトンより上位でフィニッシュしておく必要がある。
ドイツでは惜しくも11位だった可夢偉も直線のスピードがさほど重要ではないこのコースでは予選上位に入れれば決勝の結果が期待できる。
今回も予選に注目だ。
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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉
学会ネット株式会社 代表

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ボビコときましたか。。。

しかしやはりなんといってもNo.1ロックドラマーは「トッド・ラングレン」でしょう。。

No.1ロックドラマー:トッド・ラングレン
ベストアルバム:Something/Anything

No.1ドラマーは本職がドラマーであるとは限らない(笑)。

アマチュアとてドラマー稼業は辛いものです。
そうです。ドラマーやプレイ、楽器についてのウンチクがどんどん多くなってしまうのです。
あの人のセットはどうとか、あの人のプレイはどうとか。
しかも自分のことは棚にあげて。。
ついついドラマー本来のもつ良さなどを忘れがちになるのだろうか…。

私がウンチク王になろうとしていた時期に衝撃をうけたアルバムがトッド・ラングレンのこの名盤。
ドラムの本質に出会ったといっても過言ではない。
それが言わば「本職ではない人の叩くドラム」
この「本職ではない人の叩くドラム」というのは時として勉強になることが多い。

大学生の頃の私はかなりの宅録マニアで自分で全楽器を演奏し録音しそれを一人夜中に聴いてニンマリする、という根暗な人間でありました。

まずは、ドラムパートを当時はシーケンサーに打ち込んでいくのですが、ドラマーが打ち込むドラムパートはやはり本物志向になっており、実際に叩けるもの前提で打ち込むものです。
フィルインの際も1拍毎にハイハットを踏んでる音を打ち込むとか。。。(笑)。

しかし当時友人のギタリストが打ち込んだ曲のドラムパートを聴いて私は驚きの声を上げました。

「こんなん8本ぐらい手がないと叩かれへんやんけ!」
「こんなドラミングなんで出来るやつおらんぞ!」

しかし、それと同時に実際のドラムで再現できることだけを前提で打ち込んでいた自分は、なんと型にはまった人間なんだろう、とも思ってしまいました。

トッドのこのアルバムを聴くといつもこのことを思い出します。。

このアルバムの特徴はその楽曲のほとんどがトッド・ラングレンによるマルチレコーディングということ。
ヴォーカル、ギター、キーボードはもちろん当然ドラムパートもトッド自身が行っています。
このCDには1曲ごとにトッドがコメントしているライナーが入っているのですが、
「ドラムのパートはレヴォンからぬすんだのさ。。。」とか出てきます。
折しも前回紹介したリヴォン・ヘルムのことです。

聴けば聴くほどドラマーの常識をくつがえすようなフレーズに思わずニンマリしてしまいます。
「スネアが抜けていてもいいじゃないか、ハイハットを刻まなくてもいいじゃないか、
それが曲にあっているのが一番イカすドラミングなのさ!」とつぶやいているようです。

こういうもありですよね?平坂さん

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HIDESHI OKI/沖秀史
株式会社USEN 放送企画統括部長

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ブリティシュGPは予想外の展開だった。
アップ・デートを多数投入してレッドブル独走を止めようとしたマクラーレンが逆にアップ・デートのために苦しんでいた。

フェラーリは予選でヨーロッパGPからすると信じられないようなパフォーマンスを見せたが、決勝では2台とも序盤に接触して散々な結果に終わった。

ハミルトンは外れてしまったアップ・デートを予選終了までに建て直し、何とか戦える状態に持って行った。
そして、フェッテルがスタートを失敗して1周目に接触しトップ争いから脱落したこともあって、決勝では見事2位に食い込んだ。
ロスベルグも非凡さを発揮してパフォーマンスが十分でないメルセデスを久しぶりに表彰台フィニシュまで引き上げた。
バリチェロは非力なエンジン、可夢偉は低予算に苦しむチームでありながらすばらしい結果を出した。
可夢偉がタイヤ・マネジメントを身に付けたことがここブリティシュGPでも証明された。

次はドイツGPだ。
ドイツには多くの観光名所がある。
1週間をドイツだけに費やせるならばレンタカーでメルヘン街道かロマンチック街道を1箇所1泊のペースで巡ればそれぞれに美しい町の個性が楽しめる。
僕のオススメはカッセルにあるヴィルヘルムへーエ公園の自然の落差を利用した大噴水だ。
ただし、水を上げるのに時間がかかるので噴水が見られるのは週1回(確か水曜日)の決まった時間なので曜日と時間を確認した方が良い。

F1のドイツGPはかつてニュルブルクリンクの北コースで開催されていた。
当時は全長が22.8kmあり途中にはジャンピングスポットがあって作りが弱いマシンは完走できなかった。
ホンダF1もここがデビュー戦だったがリタイヤに終わっている。
今のF1は速くなりすぎて危険なので1周5.1kmの南コースが使われている。
シューマッハがチャンピオンを続けていた頃はヨーロッパGPがニュルブルクリンクで開催されていた。
2007年からはドイツGPはニュルブルクリンクとホッケンハイムで1年おきに開催されるようになり、今年はホッケンハイムで行われる。
ここも、全長12kmの高速コースだったが現在は大幅にレイアウトが変わり全長4.6キロメートルの中高速コースとなった。
コース幅も広げられたのでこのコースではパッシングが可能だ。
ドイツ人F1ドライバーは、フェッテル、ロスベルグ、シューマッハ、スーティル、ヒュルケンブルグ、グロックと6人もいる。
グランプリドライバーの4人に1人がドイツ人という事になる。
ホーム・グランプリの観衆の前でいつも以上の走りを見せてくれるだろう。
アロンソ、バトン、シューマッハはそろそろポジティブな結果を出す必要がある。
レースごとにシートが決まるHRTの左近もセナを上回らないと後が無い。
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