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NAOKI HAYASHI 林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長
某大手流通企業で実績を重ね、後に起業。ファッション関連分野におけるインターネット上のマッチングサイト&情報提供サイト「ファッションリンク」を立ち上げ、業界で大いに話題となる。大学時代はジャズ・ギタリストとして、サーファーとして大いに活躍をしていた。

PARIS(3)2010.12.10

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海外に行くとウィンドウや商品陳列で気になるものがあると
必ずデジカメでメモしておくようにしています。
街を見る時間が余りなく、
駆け足で周った中で気になるものだけを撮ってみたので
ご紹介しようと思います。
何かの参考になれば、、嬉しいです。

写真<1>
サントノレの新しいアクセサリーショップ。
壁面の小さなボックス棚にアクセサリーを陳列。

写真<2>
手袋のカラー展開。普通ですかもしれませんが、、。

写真<3>
PLASTIQUEというプラスチックの雑貨を集めたショップ。
コジオール等カラフルな雑貨で一杯。
ウィンドウはお決まりのカラー切り口のボリューム感あるディスプレイ。

写真<4> 写真<5>
日本の百貨店ではあまりないが、
海外での百貨店ではメイン導線にイベント陳列を行い、
きれいで、効果的。

写真<6>
かわいいチョコレート屋のウィンドウ。
ボンマルシェの近くだったかなぁ、、。

写真<7>
いつもきれいで感心する朝市の野菜の陳列。

写真<8>
ディスプレイとは関係ないが、
パリでも自転車屋が増殖中でした。

写真<9>
メゾンエオブジェのあるブースの陳列。

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NAOKI HAYASHI/林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長

PARIS(2)2010.11.16

話題のショップはMERCI(メルシー)。
高級子供服ブランド「BONPOINT」のオーナーが今年3月にリパブリーク広場とバスチーユ広場を結ぶボーマルシェ大通りにオープンしたライフスタイルショップ。
花、香水、ファッション雑貨、キッチン雑貨、家具、アパレル、子供服等、オーナーが自らセレクトした商品がセンス良く陳列されている。
私が行った時も店内は賑わっていたが、業界関係者も多いように思われた。
サントノレのコレットと並んで、今後益々注目を集める店となるであろう。

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日曜日のパリはマレ地区ぐらいしか、お店が開いていないので、マレ地区を市価調。
やたら混んでいたのでが、このインテリアショップ。

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また、パリのインテリア雑貨のショップで良く見かけたのが、BUDDAのオブジェ。
大小、様々なBUDDAを発見。

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NAOKI HAYASHI/林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長

PARIS(1)2010.11.09






9月3日から1週間、3年ぶりにパリへ行きました。
目的はメゾンエオブジェというインテリア&雑貨のショー(展示会)とフーズネクスト/プルミエールクラス/プレタポルテ/アトモスフェール/ボックス等のファッションアパレルとファッション雑貨のショーを見ること。
何か良い商材はないか、企画のアイディアのヒントはないかと思って丸3日間,数千のブースを片っ端から、見て、歩きに歩きました。
3日目は足にマメができ、筋肉痛もあり、普段歩くの苦にならない私でも結構しんどかった。でも、楽しかった。
メゾンエオブジェは初めて、フーズネクスト等も10年振りという事で、興味深いものが多く、結局無理してみてしまったという感じです。

◎メゾンエオブジェ会場(写真一番上)

◎プレタポルテ会場(写真上から2番目)

パリには以前仕事で結構来ていたのですが、いつもこれらの展示会をあえて外した時期にアポを取り、商談していたのですが、、今考えるともったいない事をしていたなと少し後悔です。

ホテルはサンジェルマンのhotel de dragon という小さなホテルに泊まったのですが、ここはWIFI環境が整っており、日本との仕事も問題なくこなせ、快適。パリではWIFI環境の整ったホテルやカフェが随分と増えたようです。

パリの市価調ポイントは大体決まっており、サンジェルマン、サントノレ、エチエンヌマルセル、レアール、マレ、バスティーユとギャルリードラファイエット/プランタン/ボンマルシェの3つの百貨店とその周りのSPA(H&M,ZARA)がお決まりのコースですが、サンジェルマン、サントノレ、エチエンヌマルセルは活気がないように思えたのは気のせいでしょうか。
サンジェルマンのメインストリート/レンヌ通りは何故か靴屋が増えており、その半分がディスカウントストアでした。サンジェルマン=おしゃれで、華やかな印象を持ち続けていた私には少し残念。

サンジェルマン地区のシェルシュミディ通りはおしゃれな靴屋や雑貨屋、そしてパリで一番有名なパン屋「ポアランヌ」があることで有名ですが、ここは店の入れ替わりはあるものの、粒揃いの店が並んでいます。
Traffic Jam という20坪くらいのシューズのセレクトショップがありましたが、ここはセンスよい品揃え。程よいトレンド感と価格のブランド構成で参考になる店でした。

イタリアのシューズブランド、サンティーニのショップは昔からありますが、以前のスリムなモード感たっぷりシューズとは全く違う丸みのあるシューズを中心としたラインに変っており、少々びっくり。

ポワランヌは隣にカフェを併設していますが、今回は時間がなく、残念ながら行けず、ライ麦パンを歩きながら食べただけで終わりました。でも、味のあるパンですね。

ここ2〜3年だと思うのですが、可愛いチョコレートのお店ができていました。

◎ポワランヌ(写真上から3番目)

◎かわいいチョコレート屋(写真上から4番目)

◎シューズショップ ”TRAFFIC JAM”(写真上から5番目)

◎靴のディスカウントストア(写真上から6番目)

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NAOKI HAYASHI/林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長

ついこの店で買ってしまう理由2010.03.19

私はこれまで、軽く100は超える数のレディスアパレルのショップを作ってきましたが、そこで感じたことのひとつに、ボリュームゾーンのMDに関しては、「きれいな売場=売れるとは限らない」という事があります。

もう少し正確に言うと、「整理整頓され過ぎた売場=お客様が入りづらい=売れない」事でしょうか。
もちろん売場のコンセプトにより、その程度の差はあるかと思いますが。

売場の商品がお客様にとって見易く、選び易く、買い易く陳列されていた方がいいに決まっているので、整理整頓は商品陳列の基本であるのは間違いないのですが、、それがあまりに整然と商品が陳列されてしまうと、お客様の心理としては、そのきれいな商品陳列の状態を、崩していけない=触りづらく、敷居が高く感じてしまうようなのです。

逆に意図的に(意図的でなくても)、陳列の一部を崩してある売場の方が敷居が低く思え、お客様に取って、売場に入り易く、そして商品を手に取り易く感じ、結果売れる売場になっている傾向があるように思えます。

商品陳列ボリューム(商品陳列密度)に関しても、適度に大きいことが、入り易い/手に取りやすい=売れる売場となります。

以上、あくまでもボリュームゾーンのMDに限った話ですが、私の経験では。

お客様視点で、売場づくりを調査〜見直し、売れる売場づくりを提案しているパコ・アンダーヒルというアメリカのコンサルタントがおります。
彼は世界の名だたる会社の店舗をコンサルティングし、成果をあげているのですが、彼の考え方を判り易くまとめた「ついこの店で買ってしまう理由」にも同じような事が書かれており、なる程と思った次第です。
この本には。
顧客視点での売れる店づくりのポイントが判り易く書かれており、ご興味ある方、特に小売関係者にはお薦めの一冊です。

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NAOKI HAYASHI/林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長

デザイン家電2009.12.14

最近は安いもの以外は売れていない話ばかりですが、
点でみれば、やはり売れている商品もあります(当たり前の話ですが)。

インテリア雑貨を中心に郊外型SCを中心に多店舗展開しているショップの店長の話によると、
最近、デザイン家電、なかでも加湿器が売れているそうです。

デザイン性の高い加湿器のヒット商品というと、深澤直人氏のデザインによる、「±0」が有名ですが、
最近はデザインや価格/カラーのバリエーションもかなり広がってきています。

デザイン家電というと数年前は、かっこいいけど、使い勝手が悪いとか、機能のわりに価格が高いとか、
なかなか売れ筋には入りにくいカテゴリーであったのですが、
最近では値頃感のあるものが増え、機能とのバランスも良くなったこと、
ライフスタイルの変化等が、その要因なのでしょう。
(以前は新しいもの好きの業界人が中心に買っていたと思いますが)

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NAOKI HAYASHI/林直樹
ファッションリンク株式会社 代表取締役社長