- TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
- 1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。
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イシガケチョウ2024.09.24
鹿児島では普通に見られるイシガケチョウ。神川大滝公園一角、湿った土に数頭のイシガケチョウが群がっていた。ミネラル補給に来ているのだろうか?そっと近づき観察、理想の場所に2頭が近づくのをじっと待つ。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「思い描く場面を辛抱強く待つ」 そう簡単に思い描いた場所に2頭が近づいてくれるはずはないが時間はある。待つこと数十分・・・、脅かさないよう望遠レンズにて連射する。帰宅後、フォトショップにて周辺光量補正をマイナス33程に暗くしてイシガケチョウを強調。
撮影地:鹿児島県肝属郡錦江町神川2382
カメラ設定
絞り値:F9(-0.7)、シャッタースピード:1/320秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離210mm、35mm換算421mm、露出モード:M、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop2024 25.5.1(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 IS PRO+MC-14
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
霧中の山桜2024.03.06
朝から雨、霧島市の山桜は今が満開である。山並みには霧雲がかかり刻々と麗しい風景が広がっている・・・。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「霧雲の動きに注視しタイミングを待つ」
薄っすらと淡桃色の山桜が霧雲にかかると、ドラマチックな風景が次々と展開されますが、思った以上に動きは早く儚く消え去ってしまいます。ポイントは霧雲の流れを先読みし、そのベストタイミングに集中します。
撮影地:鹿児島県霧島市国分
カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/40秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離102mm、35mm、換算204mm、露出モード:M(―0.7)、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:自動、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL、 ED 40-150mm F28IS PRO
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
ムラサキシジミの集団越冬2024.01.25
境内裏の榊に、ムラサキシジミ集団越冬中を確認していた。何度かトライはしていたが、何か物足りなさを感じてもいた。そこに、鹿児島では珍しい待ち焦がれた雪である。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆☆)」
「雪が映り込む集団越冬を狙う」
寒波で、たくさんのムラサキシジミ達が身を寄せ合い集団越冬中。これほどの数を見た経験はない。さて、どの位置が良かろうかと角度を探る。ただ、脇役の雪は少ない。そこで、雪が映り込むベストアングルを数ミリ単位で探し出す。
撮影地
鹿児島県霧島市国分清水3丁目4−17−17 天御中主神社(北辰神社)
カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/20秒,ISO感度設定:1600、レンズ焦点距離61mm・35mm換算122mm、露出モード:オート(―0.7)、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:自動、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
鹿児島に雪がふる朝2024.01.24
珍しく、霧島市に雪が舞う朝。かねてより雪のシュチエーションでの撮影ポイントをいくつか考えていた。間髪をおかずこの場所へ急行する。太陽の位置もベスト。木漏れ日が差し込み、雪をドラマチックに浮かび上がらせていた。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「キーポイントは木漏れ日を意識して構図を決める」
日陰の森は雪を際立たせている。木漏れ日に舞い散る雪を如何に仕上げていくかがキーポイントである。縦位置にて縦の流れを意識し、左上に一番のキーポイントを配置する。雪の白飛びを抑えるために露出を−0.7に設定。朝の清々しさを捉える事に注視した。
撮影地
鹿児島県霧島市国分重久(関の坂)
カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/320秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離75mm、35mm、換算150mm、露出モード:オート(―0.7)、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:自動、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
POSTED BY:
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
新川渓谷の紅葉2023.11.24
行楽客も少ない月曜日を狙って、ぶらりと新川渓谷へ出かけたのだが、予想に反し沢山の方々が紅葉狩り訪れていた。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「視線の流れを意識して構図を決める」
自宅から、車にて25分程で到着。橋の上から覗き込むと、左上の真っ赤な紅葉に目が行き、そこから手前の水面にその鮮やかな紅葉が写り込んでいる。この、見る人の視線の流れを意識し構図を探る。それにしても、逆光の太陽や木陰に映り込む位置もとてもいい塩梅である。
撮影地:(塩浸温泉龍馬公園)鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
カメラ設定
絞り値:F5.6(-1.3)、シャッタースピード:1/160秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離29mm、露出モード:M、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
POSTED BY:
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家