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キイロスズメバチの狩りの一場面2016.10.04

蟄虫(すごもりのむし)戸をとざすころ
このキイロスズメバチはニホンミツバチの巣口で狩りをしていた。見かけはとっても怖そうなお顔なれど、慣れとは恐ろしいもので、このお顔に正対してもちっとも怖くないのです。むしろそのフォルムとカラー配色の見事さに心揺さぶられ、吐息が漏れてしまうほど・・・。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「閃光時間1/40000sの世界」
翅脈がクッキリと見えた画が欲しくて、高速閃光のストロボのひとつであるNikon SB-700の出力を下げ、M1/128(閃光時間1/40000s)の最小出力、最速閃光に設定しました。キイロスズメバチぐらいの大きさになると、羽ばたきの中間地点を切り取っても、1/40000sではご覧の通り翅もピタリと止まるのです。理論上、キイロスズメバチの1秒間1往復の羽ばたき回数は200回以下、片道では400回以下ということになります。すなわち、「ストロボの閃光時間」と「被写体のスピード」を把握できると、ブレ幅の加減を思いのままに操る事が可能となるのです。言うまでもなく、把握するにはトライ&エラーの地道な積み重ね検証が必要になります。

撮影地:東京都練馬区石神井公園

お知らせ
「ナショナルジオグラフィック」10月号P16〜P23
“写真は語る民俗芸能に見た日本の心”
西村裕介の特集が組まれています。興味のある方は書店でめくって見てください。

カメラ設定
Nikon D810, 絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/200秒,ISO感度設定:1250、レンズ焦点距離200mm、露出モード:マニュアル、露出補正:−1、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:スタンダード、Raw。Nikon SB-700 約1/40000秒(M1/128)

使用ソフト
PhotoshopCC2015.5.1使用(Rawデータ現像+トリミング)

使用機材

Nikon D810, AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR、Nikon SB-700

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家