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about

TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

ムラサキシジミの集団越冬2024.01.25

境内裏の榊に、ムラサキシジミ集団越冬中を確認していた。何度かトライはしていたが、何か物足りなさを感じてもいた。そこに、鹿児島では珍しい待ち焦がれた雪である。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆☆)」
「雪が映り込む集団越冬を狙う」
寒波で、たくさんのムラサキシジミ達が身を寄せ合い集団越冬中。これほどの数を見た経験はない。さて、どの位置が良かろうかと角度を探る。ただ、脇役の雪は少ない。そこで、雪が映り込むベストアングルを数ミリ単位で探し出す。

撮影地
鹿児島県霧島市国分清水3丁目4−17−17 天御中主神社(北辰神社)

カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/20秒,ISO感度設定:1600、レンズ焦点距離61mm・35mm換算122mm、露出モード:オート(―0.7)、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:自動、ピクチャースタイル:風景、Raw。

使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

鹿児島に雪がふる朝2024.01.24

珍しく、霧島市に雪が舞う朝。かねてより雪のシュチエーションでの撮影ポイントをいくつか考えていた。間髪をおかずこの場所へ急行する。太陽の位置もベスト。木漏れ日が差し込み、雪をドラマチックに浮かび上がらせていた。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「キーポイントは木漏れ日を意識して構図を決める」
日陰の森は雪を際立たせている。木漏れ日に舞い散る雪を如何に仕上げていくかがキーポイントである。縦位置にて縦の流れを意識し、左上に一番のキーポイントを配置する。雪の白飛びを抑えるために露出を−0.7に設定。朝の清々しさを捉える事に注視した。

撮影地
鹿児島県霧島市国分重久(関の坂)

カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/320秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離75mm、35mm、換算150mm、露出モード:オート(―0.7)、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:自動、ピクチャースタイル:風景、Raw。

使用ソフト
Photoshop2024 25.0(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

POSTED BY:
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家