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about

TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

小雨に美しく浮かび上がる山桜2018.03.22

昨日、偶然見つけた山桜の風景だが・・・「人間万事塞翁が馬」さっと切り上げ再挑戦する事にした。
予報通り朝から小雨、私は「北叟笑む」。美しく咲き始めた山桜の花言葉は「あなたに微笑む」

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
天気予報を味方に
「へい!シェリ、今日の天気は?」とスマホに話しかけるのが毎朝目覚めのルーティンであり、就寝前にたてたスケジュールを朝再びなぞるのである。それにしても、近頃の天気予報はよくあたる。
昼の便で、鹿児島—羽田ー広島へ飛ぶので撮影には時間がかけられないのである。そんな時、天気予報を味方にイメージを固めておけるので、撮影現場で構図に悩むことなど無い。イメージはこうだ、雨で緑が暗く落ち込み、薄雲と山桜が強調され美しく浮かび上がる。まさに、狙い通りのイメージが目前に展開しているのだから、ささっと撮影を済ませ余裕で空港へ向かえるのである。

撮影地:鹿児島県霧島市国分郡田から北を望む

カメラ設定
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, 絞り値:F5.0、シャッタースピード:1/1250秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離54mm、35mm換算108mm、露出モード:マニュアル、露出補正:+0.3、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:Natural,Raw

使用ソフト
PhotoshopCC19.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark II, M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

奇跡の”やんばるの森“へ2018.03.12

3月上旬、気温24℃晴れ。那覇での早朝の仕事を終え外に出ると私は躊躇なくレンタカー会社に飛び込み、高速道を利用して那覇から北ヘ約77キロの”やんばるの森“へ虫を探しに向かった。そこは、代表的なブナ科のイタジイ(ブロッコリーの様な形)が生い茂る照葉樹の森が広がっていて、生きものの楽園なのだ。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
沖縄特有の天候で、晴れていても急に雨が降ってくる撮影環境ですが、雨にも強いオリンパスはずぶ濡れでも全く問題なし。使用レンズは、オキナワナナフシとアオミオカタニシに60mm F2.8 Macro、”やんばるの森“とアオタテハモドキ♀は12-100mm F4.0使用。やはりというか、照葉樹の”やんばるの森”は思ったよりも暗いのだ。その暗さを表現するために露出はアンダー気味に設定した。
ハブも怖し!茂みの中に入るのも、おっかなびっくりでしたけど撮影に夢中になるとその事をすっかり忘れちまうのです。今思うとゾッとしますが・・・。

写真キャプション
左側)”やんばるの森“:f4.0,1/1250,ISO400,レンズ35mm換算焦点距離50mm,露出補正-1
右上)アオタテハモドキ♀:f9.0,1/1600,ISO400,レンズ35mm換算焦点距離200mm,露出補正-0.7
右中)オキナワナナフシ:f4.0,1/25,ISO800,レンズ35mm換算焦点距離120mm,露出補正-1
右下)アオミオカタニシ: :f6.3,1/60,ISO400,レンズ35mm換算焦点距離120mm,露出補正-1.3

撮影地:沖縄本島の最北端:”やんばるの森“(山原=”やんばる“と読む)

カメラ設定
OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark II,露出モード:マニュアル、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:Natural,Raw

使用ソフト
PhotoshopCC19.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro 、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家