「サギソウ」見頃です! の情報を得。
さて、今年の花付きはどんなもんだろうか?と「昭和記念公園」へ。
毎年の積み重ねが、狙いの視点を一新しくしてくれるから、猛暑日にも怯まずに出掛ける事になる。
平凡な日常に新たな視点を見つける・・・、そこにも写真の醍醐味のひとつが潜んでいるように思われるのだ。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「自然の摂理を捉える」
トンボ池へ到着したらシオカラトンボがサギソウの周りで産卵を繰り返していた。
ごく平凡ではあるが、水辺に生えるサギソウの環境が撮りたいと願って来たのだからシメシメである。
水面20㎝程をランデブー飛翔していたので、日陰の黒バックの中をシオカラトンボが陽を浴びる瞬間があるのでは、と考えそのポイントに入る瞬間を待ち受けシャッターを切った。
結果、脇役として強調でき、かつ環境も捉える事が出来たのではないだろうか?
♂は♀を守る為に、天敵の標的になり易い傾向にある。
帰りがけ沢山のモンキチョウがムラサキツメクサで吸蜜と求愛を繰り返していた。
見慣れた風景ながらレンズを向けていると、一頭のモンキチョウ♂がシオカラトンボ♀に捕まってしまった。♂は♀を求めて探しまわり、♀は卵を生まなくてはならないので食欲旺盛、それもこれも抗がなえない自然の摂理である。
こぼれ話(雲台)
長年使用していた雲台を「マンフロット」からアルカスイス互換タイプの「Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead 」へ一新した。
きっかけは今一番気に入っているレンズ(AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR)のリング式三脚座を「KIRK Enterprise Solutions」購入したことから一新したのである。
この三脚座、2点でレンズを支える構造になっておりNikon純正のものよりはるかに出来が良い、値段は20400円程。
コンパクトながら、キュッと締めるとカメラクルクルが全くない、これは使えるという事でアメリカの「Really Right Stuff」から個人輸入した。
関税などを含め5万円程で購入出来る。
関心のある方は下記のタブをたぐって見て欲しい。
雲台「Really Right Stuff」
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/sc.26/category.568/it.C/.f
リング式三脚座「KIRK」
http://item.rakuten.co.jp/studio-jin/nc70_200/
カメラ設定
上)Nikon D810, 絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/640秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離170mm、露出モード:マニュアル、露出補正:-1/2、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:スタンダード、Raw 14bit。
中)Nikon D810, 絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/1600秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離105mm、露出モード:マニュアル、露出補正:±0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:スタンダード、Raw 14bit。
下)Nikon D810, 絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/1250秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離105mm、露出モード:マニュアル、露出補正:±0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:スタンダード、Raw 14bit。
使用ソフト
PhotoshopCS6使用(Rawデータ現像、トリミングあり)
使用機材
上)Nikon D810, AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR 、三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542、雲台:Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead 、リング式三脚座:KIRK NC-70-200
中・下)Nikon D810, AF-S VR Micro-NIKKOR 105mm f/2.8G IF-ED