- TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
- 1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。
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大手水の湧水2023.04.07
「大手水の湧水」ボコボコと湧き出る水源は、年間平均15℃、毎分22t、霧島市は巨大な水瓶でもある。
どこまでも透き通った水、これぞ水色と言う綺麗な水を口に含むと、柔らかくとても美味しい。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「水色と水量を表現」
湧水口までの階段を降りると、そこは仄暗い場所にある。そこで、三脚と感度400、シャッタースピード1/6秒に設定し、水のゆらぎを表現した。
撮影地:撮影地:鹿児島県霧島市横川町(大手水の湧水)
カメラ設定
絞り値:F2.8(-0.3)、シャッタースピード:1/6秒,ISO感度設定:400、レンズ焦点距離12mm、35mm換算24mm、露出モード:オート、フォーカス:オートフォーカス、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
Photoshop23.5.1(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.7-14mm F2.8、三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
夜桜2023.04.07
「丸岡公園」は桜の名所である。星空に浮かぶ桜を撮りたくて、昼間ロケハンに来ていた。桜までの距離は400メートルほど。そこで、超高輝度 XHP160LEDを持参、時刻は22時。新月なら美しい星空が望めたけれど今年は開花が早かった。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「遠くの桜にLEDライト照射」
夜桜のライトアップは無いので、強力LEDライトを照射して浮かび上がらせる。しかし、このライト思った以上に明るくて一瞬の照射で十分。星の動きを止めて写すには30秒以下で行うと良いのだが、桜に露光を8秒で合わせたので、当然星空はアンダー。そこで、現像の段階で星を持ち上げノイズを抑える処理をした。
撮影地:鹿児島県霧島市横川町上ノ3201(丸岡公園)
カメラ設定
絞り値:F8、シャッタースピード: 8秒。ISO感度設定:200。レンズ焦点距離14mm、35mm換算24mm。露出モード:マニュアル露出補正:±0、ホワイトバランス:蛍光灯
使用ソフト
PhotoshopCC2019.0.0使用(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.7-14mm F2.8三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead、レリーズ、超高輝度 XHP160LEDライト
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
星空と光跡2023.04.05
475号線を北上、隼人庭球場を過ぎて霧島市の小鹿野滝近くのこの場所までは車で約5分。山頂付近に山桜が北の方角に咲いていた。狙いは北極星を中心に星がぐるぐる回る画である。また、鹿児島空港の飛行空路でもあるので面白い光跡が狙えるこの場所をカーナビの履歴の残しておいたのだ。夜になり履歴を頼りに向った。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「ライブコンポジット撮影」
携帯のコンパスで正確に北の方角を探し、車中でひたすら待つのである。ライブコンポジット撮影の露光時間は約2時間半。ときおり光跡の進み具合をモニターで確認する。
撮影地:鹿児島県霧島市(小鹿野滝近く)
カメラ設定
絞り値:F8、シャッタースピード:1回目8秒露光で準備完了。ISO感度設定:1250。・ライブコンポジツト4秒毎に露光で2時間半ほど。露出補正:±0、レンズ焦点距離14mm、35mm換算24mm。露出モード:マニュアル:露出補正:±0、ホワイトバランス:蛍光灯
使用ソフト
Photoshop23.5.1(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.7-14mm F2.8、
三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead
携帯電話のコンパスアプリ、レリーズ
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
漂う霧雲に現れた高千穂2023.04.05
雨模様、上床ドーム屋内テニスコートに来たけれど、もしかしたら霧雲の中の高千穂が見えるかもしれないと、カメラの準備をしていた。何気にこの風景を眺めていると、霧雲が切れて高千穂の姿が一瞬現れたのです。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「予期しない瞬間に備える」
高千穂がよく見えるこの場所はすでにロケハンで知っていた。そして、その幸運の瞬間は突然に現れた。それは、普段と違う侵入角度からANAの飛行機が着陸態勢で飛び込んできたのだ。霧雲の切れ間に高千穂の尾根が見え、そこに飛行機が侵入してくる、この一瞬のシャッターチャンスに幸運にも巡り会えたのです。その数秒後、全て霧雲の中に・・・。
撮影地:霧島市溝辺町麓3391(上床公園)
カメラ設定
絞り値:F6.3(-0.3)、シャッタースピード:1/400秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離100mm、35mm換算200mm、自動露、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC23.01(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.40-150mm F2.8
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家