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about

TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

キジ(雉子)2021.04.12

桃太郎の家来キジは日本の国鳥でありながら、一夫多妻である。当然、大モテ♂と独身を余儀なくされる多くの♂達が存在するのである。果たして、♀達に選ばれし運命の分かれ目は・・・?繁殖期に目の周りの肉腫が鮮やかなハート型になる♂?、それとも、鳴き声と母衣打ち(ほろうち)の大きさなのだろうか?

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(出会う確率☆☆)」
「超望遠レンズが必須」
キジの見つけ方。♂の「ケーンケーン」と鳴くホロ打ちを頼りに探し出します。警戒心が強く近づくことはほぼ困難なので超望遠レンズが必須。使ったレンズはOLYMPUS 100-400mm F5.0-6.3 IS+ MC-14。車中から撮影。
「キジも鳴かずば撃たれまい」遠い昔、父が仕留めたキジやヤマドリを美味しく食べていたっけ。今では、父の猟銃からデジタルカメラに切り替わり、キジやコシジロヤマドリを追いかけているのである。

一番上・「ケーン ケーン」と鳴きながら母衣打ち。
2番目・メスの後を追うモテ♂
3番目・♀達の食事中も警戒を怠らない♂

撮影地:鹿児島県霧島市隼人町真孝 (隼人干拓地)

カメラ設定
一番上・絞り値:F9.0、シャッタースピード:1/800秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離321.0mm、35mm換算643.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:+0.3、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。

上から2・絞り値:F6.3.0、シャッタースピード:1/640秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離400.0mm、35mm換算801.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:±0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。

上から3・絞り値:F6.3.0、シャッタースピード:1/640秒,ISO感度設定:400、レンズ焦点距離400.0mm、35mm換算801.0.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:-0.7、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。

使用ソフト
PhotoshopCC21.2.3(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS 100-400mm F5.0-6.3 IS+ MC-14

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家