一年に数回だけ見られる見事な夕焼けと桜島を狙って若尊鼻には何度も通っていた。
そんなある夕暮れ時、若尊鼻で生まれ育った子猫たちが無邪気に戯れている場面に遭遇・・・。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「懐いていなければ撮れないシーン」
釣り師から頂いた魚を食べ、また猫愛好家の与える水とキャットフードですくすくと育っているのだがノラ猫であるからして警戒心は結構備わっている。闇雲に近づくと、岩陰にすっと身を潜めてしまうのである。しかし、顔馴染みの私には少し懐いでくれたようである。警戒心がないことを確信し、日没と子猫達を一緒に捉えるためのベストアングルの岩陰の下へゆっくりと移動しレンズを向けると、つぶらな瞳で私を見つめ返してくれたのです。
撮影地:鹿児島県霧島市国分敷根(若尊鼻)
カメラ設定
絞り値:F4.0、シャッタースピード:1/200秒,ISO感度設定:500、レンズ焦点距離44mm、35mm換算88mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:-2.0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.3(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家