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YUKICHI OTSUKA 大塚雄吉
F1 ウォッチャー
幼少期にF1に魅せられ、50年以上にわたって、日本製のF1が出ていなくても、日本人F1ドライバーがいなくても50年以上にわたってF1を見続けてきた、F1 ウォッチャー。

Formula One 2019(2)2019.03.28

開幕戦、オーストラリアGPは、ボッタスが快勝した。
昨シーズンは、ハミルトンにチャンピオンを獲らせるために、勝を譲ったりサポート役をやらされたりしていたが、今年は素晴らしいスタートを切った。
ボッタスは終盤にファーステストラップもたたきだし、26ポイントを獲得した。
一方、ハミルトンは、スタートでボッタスに先を越されてから、アンダーフロアを傷つけたこともあって、一度もボッタスを脅かすことはできず、ボッタスから21秒遅れの2位につけるのがやっとだった。

ハミルトンの2位の座を脅かしたのは、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンだった。
フェルスタッペンは、4番グリッドからスタートしたが、前にいたフェラーリのフェッテルをコース上でかわして、ハミルトンに迫り、ゴールした時は1.6秒差だった。
フェッテルは35秒近くフェルスタッペンに離されて4位でゴールするのがやっとだった。
ルクレールは、後半、フェッテルの前に出るだけの速さがあったが、チームオーダーに従ってフェッテルの1.6秒後方でレースを終えた。

6位に入ったのは、ハース・フェラーリのマグネッセンで、ルクレールからされに29秒後だった。
ここまでが、トップと同一周回で、7位ヒュルケンベルグ、8位ライコネン、9位ストロール、10位クビヤトは周回遅れだった。

開幕2週間前のテストではフェラーリの速さが話題になっていたが、オーストラリアGPだけを見ると、蓋を開けてみればやはりメルセデスという結果になってしまった。
フェラーリはドライバーにとって乗りやすいと言われており、テストでは絶好調だったのにメルボルンでは速さが無かった。
逆に、メルセデスはシーズン前テストでは、頭を取るだけの速さを示していなかったが、メルボルンにやってくるまでの2週間で見事に修正してきた。
ただ、今年のメルセデスのマシンは固めのセッティングになっているから、メルボルンには合っていたが他のコースでも同じように速いかどうかは分からない。

レッドブル・ホンダは初戦から結果を出した。ホンダPUは、メルセデス、フェラーリPUを凌駕するまでには至っていないが充分戦えるレベルになっているようだ。
レッドブルとの共同作業がうまくいって、PUの冷却やレイアウトが改善されたことも寄与しているだろう。
レッドブルは、コーナーではリアが上がってダウンフォースを稼ぎ、直線ではリアが沈んで、空気抵抗を減らすという空力デザインを披露しているが、今後、頻繁にアップデートして洗練させていくだろう。

次は、バーレーンGPだ。砂漠の中に人工的に作られたコースだが、中低速コーナーが多く、路面がスムーズなので、メルボルンとはかなり条件が異なるこれからの数戦は全く予想できない展開が続くだろう。初戦で優勝したボッタスとガスリーはこのコースと相性がいい。
バーレーンGPは、1位フェルスタッペン、2位フェッテル、3位ハミルトン、4位ルクレール、5位ガスリー、6位ライコネン、7位グロージャン、8位ペレス、9位サインツ、10位クビヤトかな。

2019 ©Yukichi Otsuka, All Rights Reserved

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉

Formula One 2019(1)2019.03.15

いよいよ、2019年シーズンの初戦、オーストラリアGPが今週末にスタートする。
今シーズンも昨年同様、年間全21戦でチャンピオンシップは争われる。

シーズン前テストでは、フェラーリが頭一つ抜け出しているように見えるが、フェラーリはいつもシーズン前テストではいいタイムを出すので、少し割り引いて見たほうがいいかもしれない。
テストのタイムは、積んでいる燃料の量と履いているタイヤの柔らかさで大きく変わってくる。
バルセロナはヨーロッパのなかでは冬でも暖かい方だが、この時期のメルボルンより気温が低いから、タイヤの温まりぐわいも変わってくるし、空気の密度も違う。
メルセデスは、例年のごとくテストに徹していてタイムを追い求めてはいないが、昨年ほど万全な状態ではないように見受けられる。
レッドブルは、ほとんどのテストをミディアムタイヤで走り、こちらもテストに徹していた様子だ。
妹チームのトロロッソは、最も柔らかいタイヤで速いタイムを出していたから、レッドブルとテストを分担しているのかもしれない。

タイヤは今年はC1〜 C5の5種類のコンパウンドの中から毎レース3種類が選ばれることになる。
ホイルの直径が大きくなり、ゴム厚が薄くなるので、これがレースにどのように影響してくるかは、オーストラリアでフル・ディスタンスの決勝レースを走ってみないとわからない。

今年から、レースでのパッシングを増やすためということで、去年までのレギュレーションの基では多く発生していた(させていた)乱流を少なくするような処置がとられた。
前のマシンの発生する乱流が多いと、後方から迫ったマシンが抜こうとしてもマシンの挙動が不規則になりやすく、抜くことが難しくなるからだ。
今年のレギュレーションでは、なるべく空気の流れがきれいになるようにせざるを得ないようになっている。
それでも、F1はタイヤがむき出しなので、空力設計者は何らかの工夫を必要がある。
レッドブルは、去年、最も多くの乱流を発生するマシンだといわれていた。
レッドブルとメルセデスは、まだ新しいレギュレーション下での空力デザインを模索している最中なのだろう。
空力のスペシャリスト、レッドブルのニューウィが新しいチャレンジに燃えていると伝えられる。

3強以外の7チームの実力はかなり拮抗していて、3強にも迫る勢いのチームもある。
二番手グループのチームは上位チームのコンポーネントを採用する率が高まっていて、数年前と比べてチーム間のパフォーマンス格差は確実に縮まっている。
今年は、ターボハイブリッドになって6年目、レース結果の予想がつかない面白いレースが増えるだろう。

今年のルーキー・ドライバーはウイリアムズのジョージ・ラッセル、アルファロメオのシアントニオ・ジョビナッツィ、トロロッソのアレクサンダー・アルボン、マクラーレンのランド・ノリスの4人だ。ロバート・クビサとダニエール・クビアトもカムバックするからドライバーは6人が入れ替わったことになる。
オーストラリアGPの注目ドライバーはホーム・レースのリチャルドだ。レッドブルからルノーに移籍したことが、彼にとってよかったかどうか日曜日には明らかになるだろう。

オーストラリアGPは1位フェッテル、2位フェルスタッペン、3位ハミルトン、4位ルクレール、5位ライコネン、6位ボッタス、7位クビアト、8位サインツ、9位グロージャン、10位ペレスかな。

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉

Formula One 2018(20)2018.11.30

ハミルトンがブラジルに続いて最終戦のアブダビGPでも優勝した。
2位にフェッテル、3位にはフェルスタッペンが入り、今シーズンを象徴するような幕切れとなった。

フリー走行が始まったときには、コーナリングの速いレッドブルがアブダビGPを席巻するようにも見えたが、予選が終わってみると、1番手から6番手まではハミルトン、ボッタス、フェッテル、ライコネン、リチャルド、フェルスタッペンの順となり、メルセデス、フェラーリ、レッドブルが2台づつきれいに並んだ。
ただし、シーズン当初とは違い、0.8秒以内に6台が入っていて、接戦が期待された。
フリー走行ではそれほど速くなかったハミルトン・メルセデスが、いざ、予選となるとしっかりポール・ポジションをとってくるあたりはさすがだ。

決勝レースのスタートは、大きな波乱はなく、ハミルトンを先頭に、メルセデス2台、フェラーリ2台が続いた。
いつも、スタートで順位を上げるフェルスタッペンは、今回、大きく出遅れて9番手まで落ちた。逆に、予選7番手だったルクレールは5番手まで進出している。

スタート直後、10番グリッドのヒュルケンベルグが、7番グリッドのグロージャンの前へ出ていたが、ターン2でグロージャンが接触してヒュルケンベルグは宙を舞い、逆さまにクラッシュした。
すぐさま、セフティカーが出動したが、クラッシュしたヒュルケンベルグ本人は、車から這い出すのに時間を要したものの、全くダメージを負わなかった。
ヘイロー導入前には、見栄えが悪いという意見も多かったが、ドライバーの命を守るのに極めて有効に機能している。
市販車も強固なロールバー機能を屋根裏に内蔵した方が良い。

レースは5周目に再開されたが、ライコネンのマシンがストップしたことから7週目にもVSCが出される。
この間にハミルトンとルクレールがピットインしてスーパーソフトタイヤに交換した。
ふたりとも、これで最後まで走り切ればかなり有利だ。
10周目には、まだピットインしていない、ボッタス、フェッテル、リチャルド、フェルスタッペン!が1番手から4番手までを形成する。
ハミルトンは、ピットインしたのに5番手につけている。

24周目には、アブダビには珍しい雨が降り始めたが、インターミディエイトやレインタイヤに換えて走行するまでには至らず、止んでしまった。
雨が続いていれば、タイヤ交換をしないで走り続けていた車に有利になっていたところだった。
スタート・タイヤを限界まで使ったリチャルドとボッタスは4番手、5番手まで落ち、45周目にはハミルトン、フェッテル、フェルスタッペンがトップ3になり、そのままゴールした。
サインツ、ルクレール、ペレスは6位、7位、8位に入り最終戦をいい形で締めくくった。

今シーズンは、前半から中盤にかけてフェラーリが好調で、フェッテル・フェラーリがハミルトン・メルセデスからタイトルを奪還するかに見えたが、終盤戦になってハミルトンメルセデスの驚異的な巻き返しにあい、終わってみれば、メルセデスに5連勝を許してしまった。
終盤になって、フェラーリが失速したのとは逆に、レッドブルは驚くべきシャシー力を発揮した。

2019年シーズンに向けて、メルセデスは体制が変わらないが、フェラーリは若手ドライバーとしては際立った速さを持つルクレールが加入する。
フェッテルもうかうかしてはいられなくなる。
レッドブルは、リチャルドに代わって、ガスリーがステアリングを握る。ルノーのスペック2でも驚くべき速さを披露したレッドブルが、成功するかどうかはひとえにホンダの来シーズンのPUにかかっている。
レッドブル・シャシーを得て、ホンダも来シーズンは言い訳ができなくなる。ホンダの2019PUが良ければ、フェルスタッペンはチャンピオンを狙えるだろう。

2019年開幕戦まで僅か100日余りだ。

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉

Formula One 2018(19)2018.11.09

フェルスタッペンがメキシコGPで優勝した。
フェルスタッペンは、昨年に続いてメキシコGP2連勝だ。
ポールポジションこそ逃したが、スタート直後にトップに立ってからは他を寄せ付けない完全優勝だった。
2位・3位には、フェッテルとライコネンのフェラーリ・コンビが続いた。
ハミルトンは、表彰台に届かず、4位フィニッシュだったが、グランプリをあと2戦残して、ここメキシコでチャンピオンを決めた。
ハミルトンは通算5度目のチャンピオンに輝いたことになり、伝説の巨人ファンジオと並ぶ。
あとは、7度チャンピオンになったミハエル・シューマッハが上にいるだけとなった。

今シーズン、ハミルトンとタイトルを争ったフェッテルもタイトルを取っていれば5度目だった。
フェッテルの残念さが伝わってくる。
しかし、このレースでチャンピオンが決まったわけではない。
ここまで19戦を戦ってきた結果としてハミルトンがチャンピオンになったわけで、フェッテル・フェラーリは、メルセデス・ハミルトンと比べると、いくつか足りないものがあったということだ。

レッドブルの速さは、金曜日のフリープラクティスから際立っていた。
2000m以上の高地なので、空気が薄く、平地のコースと比べると、同じボディ形状でも空気抵抗は少ない。
これは、他社よりダウンフォース性能の優れているレッドブルにとって有利に働く。
レッドブルにはもう一つの優位点は、ロードホールディングが他のマシンより優れていることだ。
このおかげで、空気が薄くてダウンフォースが利かなくなる高地のサーキットでも、他のマシンより速いスピードでコーナーを回ることができる。
事実、レッドブルの2台は、最高速トップ10に入っていないにも関わらず、ラップタイムは速い。

予選が始まるまでは、ポールポジションを獲るのはフェルスタッペンだと思っていた人が多かった(本人も含めて)が、予選でトップタイムをマークしたのはリチャルドだった。
リチャルドは、今シーズン、マシン・トラブルに見舞われることが多く、最近は、フェルスタッペンの方がクローズアップされることが多い中で、留飲を下げた。
0.026秒差で予選2番手となったフェルスタッペンは、予選走行終了後、本当に悔しそうにしていた。

決勝レースは、3番グリッドのハミルトンが巧みなスタートを見せ、トップで最初のコーナーを抜ける。
しかし、フェルスタッペンが、すぐさまトップ座を奪い返し、3周目までに1.5秒差をつけてしまう。
その後、フェルスタッペンは誰にもトップの座を脅かされることなく、最初にゴールラインを駆け抜けた。
同じレッドブルに乗るリチャルドが、マシン・トラブルでリタイヤしていたことから、最終盤には極端にペースを落としてリスクを下げるほどの余裕を持ったレース運びをしていた。

次は、アメリカ大陸ラウンドの最終戦となる、
ブラジルGPだ。
インテルラゴス・サーキットは1周4.3キロの反時計回りで高低差のあるコースだ。
メキシコほど高くはないが標高は800mある。
もうチャンピオンは決まったので、どのドライバーものびのびと走れる。
ボッタスもチーム・オーダーが出ることはないから、存分に走って実力をみせてほしい。
これからの2戦は、シーズン終盤でマシンの性能差も縮まっているから、本当のドライバー勝負になる。

ブラジルGPは、1位フェッテル、2位ライコネン、3位ボッタス、4位ハミルトン、5位ガスリー、6位リチャルド、7位ヒュルケンベルグ、8位オコン、9位ハートレー、10位ペレスかな。

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YUKICHI OTSUKA/大塚雄吉

Formula One 2018(18)2018.10.26

ライコネンがアメリカGPで勝った。
2位には18番グリッドから見事な追い上げを見せたフェルスタッペンが入った。
ハミルトンは、タイヤ交換戦略が裏目に出て、3位でゴールした。
フェッテルが4位に滑り込んだため、2018年チャンピオンの決定は次戦に持ち越された。

アメリカGPは金曜フリー走行の段階から混戦の様相を呈していた。
金曜日は終日、雨にたたられ、各車まともに走行ができなかった。
そんな中、アメリカGP必勝のフェッテルが、フリー走行1回目に出た赤旗下で十分な減速をしなかったとして、2ペナルティポイントと3グリッド降格処分を受けてしまったのだ。
これで、フェッテルはトップタイムを出したとしてもポールポジションからスタートすることができなくなった。

土曜日は幸い朝から晴れたので、フリー走行3回目で各車セッティングを済ませたが、この時点では、フェラーリ2台がメルセデス2台を上回るタイムを出していた。
レッドブルもフェラーリからほぼ1秒以内のタイムだった。

ところが、予選Q1は、メルセデスが本領を発揮し始め、メルセデス、フェラーリ、レッドブルの順にタイムが並んだ。
そして、7番手タイムはトロロッソ・ホンダのガスリーがたたき出した。
ホンダPUはようやく一発のパワーでは、メルセデス、フェラーリPUに少し近づいたようだ。

予選Q3では、ハミルトンがスーパーラップを決め、フェッテルを0.061秒差で抑えて、ポールポジションを奪取した。
2番手フェッテルと3番手ライコネンの差はもっと少なく0.009秒、ポールのハミルトンから4番手のボッタスまでが.0379秒という僅差だ。
1周92秒で0.4秒のタイム差しかないのだから、決勝レースは波乱が予想された。
果たして、決勝レースは、今シーズンのグランプリレースの中で、指折りの拮抗した面白いレースとなった。

そして、決勝レースのスタート。
上り坂でコース幅がとても広いターン1の攻防を制したのは、ペナルティで5番グリッド・スタートとなったフェッテルの代わりにフロントロースタートとなったライコネンだった。
ハッキネン、ハミルトン、ボッタス、ヒュルケンベルグ、フェッテルの順でターン2に差し掛かるが、フェッテルがリチャルドと接触してスピンし15番手まで順位を下げてしまう。
後方では、予選Q1でフロアを痛めてQ2に出走できなかったフェルスタッペンが18番グリッド・スタートから猛烈な追い上げを展開している。
5周目までに、フェルスタッペンは7番手、フェッテルは11番手まで進出した。
ところが、4番手を走行していたリチャルドがPUトラブルで9週目にリタイアした後に出たVSC(バーチャル・セフティカー)の間にハミルトンが12周目に早めのタイヤ交換を敢行する。
これで、ハミルトンはもう1回タイヤ交換をしないとレースを走り切れない。
ハミルトンは走行距離の短いタイヤをフルに使って1回のピットストップ分のタイムを稼がざるを得ない。

この間に、名手ライコネンと最速フェルスタッペンの両者が、ドライビング技術の粋を尽くしてタイヤをもたせながら速く走って、トップ2のポジションをキープする。
54周目に、スーパーソフトタイヤが限界を迎え苦しむフェルスタッペンにハミルトンが襲い掛かり、いったんは前に出るが、フェルスタッペンが信じられないマシンコントロールで続くコーナーを制し、2番手の座を奪い返してゴールした。
優勝のライコネンから3位のハミルトンまで僅か2.3秒という見ごたえのあるレースだった。

次は、メキシコGPだ。
メキシコGPの開催されるロドリゲス・サーキットは長い直線と、多くの観客が集まるスタンドの間を縫うようにコースがレイアウトされたスタジアムセクションからなる。
標高2000mで空気が薄いことから、とりわけ、ターボ・チャージャーの性能がものをいう。
メルセデスはPU面で有利、レッドブルは空力マシンなので空気の薄いメキシコは不利かもしれない。
メキシコ人のペレスにとってはホームレース。情熱的なメキシカンの声援を受けて今年は好結果を出してほしい。

メキシコGPは、1位フェッテル、2位ハミルトン、3位ボッタス、4位ライコネン、5位ガスリー、6位ペレス、7位リチャルド、8位オコン、9位ハートレー、10位ルクレールかな。

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