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YUKICHI OTSUKA 大塚雄吉
F1 ウォッチャー
幼少期にF1に魅せられ、50年以上にわたって、日本製のF1が出ていなくても、日本人F1ドライバーがいなくても50年以上にわたってF1を見続けてきた、F1 ウォッチャー。

Formula One 2019(1)2019 / 03 / 15

いよいよ、2019年シーズンの初戦、オーストラリアGPが今週末にスタートする。
今シーズンも昨年同様、年間全21戦でチャンピオンシップは争われる。

シーズン前テストでは、フェラーリが頭一つ抜け出しているように見えるが、フェラーリはいつもシーズン前テストではいいタイムを出すので、少し割り引いて見たほうがいいかもしれない。
テストのタイムは、積んでいる燃料の量と履いているタイヤの柔らかさで大きく変わってくる。
バルセロナはヨーロッパのなかでは冬でも暖かい方だが、この時期のメルボルンより気温が低いから、タイヤの温まりぐわいも変わってくるし、空気の密度も違う。
メルセデスは、例年のごとくテストに徹していてタイムを追い求めてはいないが、昨年ほど万全な状態ではないように見受けられる。
レッドブルは、ほとんどのテストをミディアムタイヤで走り、こちらもテストに徹していた様子だ。
妹チームのトロロッソは、最も柔らかいタイヤで速いタイムを出していたから、レッドブルとテストを分担しているのかもしれない。

タイヤは今年はC1〜 C5の5種類のコンパウンドの中から毎レース3種類が選ばれることになる。
ホイルの直径が大きくなり、ゴム厚が薄くなるので、これがレースにどのように影響してくるかは、オーストラリアでフル・ディスタンスの決勝レースを走ってみないとわからない。

今年から、レースでのパッシングを増やすためということで、去年までのレギュレーションの基では多く発生していた(させていた)乱流を少なくするような処置がとられた。
前のマシンの発生する乱流が多いと、後方から迫ったマシンが抜こうとしてもマシンの挙動が不規則になりやすく、抜くことが難しくなるからだ。
今年のレギュレーションでは、なるべく空気の流れがきれいになるようにせざるを得ないようになっている。
それでも、F1はタイヤがむき出しなので、空力設計者は何らかの工夫を必要がある。
レッドブルは、去年、最も多くの乱流を発生するマシンだといわれていた。
レッドブルとメルセデスは、まだ新しいレギュレーション下での空力デザインを模索している最中なのだろう。
空力のスペシャリスト、レッドブルのニューウィが新しいチャレンジに燃えていると伝えられる。

3強以外の7チームの実力はかなり拮抗していて、3強にも迫る勢いのチームもある。
二番手グループのチームは上位チームのコンポーネントを採用する率が高まっていて、数年前と比べてチーム間のパフォーマンス格差は確実に縮まっている。
今年は、ターボハイブリッドになって6年目、レース結果の予想がつかない面白いレースが増えるだろう。

今年のルーキー・ドライバーはウイリアムズのジョージ・ラッセル、アルファロメオのシアントニオ・ジョビナッツィ、トロロッソのアレクサンダー・アルボン、マクラーレンのランド・ノリスの4人だ。ロバート・クビサとダニエール・クビアトもカムバックするからドライバーは6人が入れ替わったことになる。
オーストラリアGPの注目ドライバーはホーム・レースのリチャルドだ。レッドブルからルノーに移籍したことが、彼にとってよかったかどうか日曜日には明らかになるだろう。

オーストラリアGPは1位フェッテル、2位フェルスタッペン、3位ハミルトン、4位ルクレール、5位ライコネン、6位ボッタス、7位クビアト、8位サインツ、9位グロージャン、10位ペレスかな。

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