- TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
- 1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

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コスモス畑2021.10.25
つい先日までの生温い風と入れ替わり、秋のひんやりとした風にコスモスは揺れていた。
正午ごろ、一通り撮り終えて道の駅で昼飯。夕刻までにはだいぶあるので10キロほど先の家具店にて一枚板のテーブルをじっくりと選ぶ。さて、そろそろ良かろうか・・・と舞い戻る。
撮影地:鹿児島県霧島市福山町佳例川(下牧之原地区)
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「マジックアワーを狙う」
上:昼の爽やかなコスモスも捨てがたい。背景に「高隈山」が入るアングルから狙う。
下:当初、晩秋のイメージで狙っていたので、太陽の沈む方向を考慮して、撮影位ポイントを昼間の時間帯に決定。日暮れどきに戻ると、理想の雲が湧きあがり刻々とコスモス色に変わり始めていた。まず、雲に露出を合わせる。当然コスモスの花は露出アンダーに転ぶので、現像の段階でコスモスの花を明るく持ち上げる事とした。
撮影地:鹿児島県霧島市福山町佳例川(下牧之原地区)
カメラ設定
上:絞り値:F10.0、シャッタースピード:1/800秒,ISO感度設定:400、レンズ焦点距離115mm、35mm換算230mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:-0.3、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
下:絞り値:F9.0、シャッタースピード:1/60秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離17mm、35mm換算34mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:+0.7、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.3(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Sun Seeker(太陽の沈む方向を調べるアプリ)使用
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
夕暮れ時の子猫たち2021.08.24
一年に数回だけ見られる見事な夕焼けと桜島を狙って若尊鼻には何度も通っていた。
そんなある夕暮れ時、若尊鼻で生まれ育った子猫たちが無邪気に戯れている場面に遭遇・・・。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「懐いていなければ撮れないシーン」
釣り師から頂いた魚を食べ、また猫愛好家の与える水とキャットフードですくすくと育っているのだがノラ猫であるからして警戒心は結構備わっている。闇雲に近づくと、岩陰にすっと身を潜めてしまうのである。しかし、顔馴染みの私には少し懐いでくれたようである。警戒心がないことを確信し、日没と子猫達を一緒に捉えるためのベストアングルの岩陰の下へゆっくりと移動しレンズを向けると、つぶらな瞳で私を見つめ返してくれたのです。
撮影地:鹿児島県霧島市国分敷根(若尊鼻)
カメラ設定
絞り値:F4.0、シャッタースピード:1/200秒,ISO感度設定:500、レンズ焦点距離44mm、35mm換算88mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:-2.0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.3(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
サラブレッドと猪2021.06.24
よほど居心地が良かったのか、野生の幼獣の猪がここの牧場に住み着いたのです。サラブレッドの持ち主(兄:9頭保有)が愛で、牧場主は家族として育て、馬と一緒に寝食を共にするようになりました。すると、朝のサラブレッドの調教が始まると小さな尾っぽをぶったててダダダダッと馬の後を追いかけて・・・。笑笑
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆☆)」
「サラブレッドは神経質なのでサイレントモード」
競馬撮影サラブレッドはとても神経質なので急な動きや物音はご法度なので(中央競馬の撮影経験あり)サイレントモードで撮影しました。それに引き換えこの猪(♀)は正反対の性格らしく、2〜3週ほど走ると休憩し猫達と戯れます。
撮影地:鹿児島県・・・・(一般立ち入り禁止)
カメラ設定
絞り値:F9.0、シャッタースピード:1/1250秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離23mm〜142mm,35mm換算46mm〜284mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:-0.3、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.1(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.40-150mm F2.8 PRO
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
韓国岳山頂のミヤマキリシマツツジ2021.06.03
小満 梅雨晴れ ミヤマキリシマツツジの背景に、高千穂、新燃岳、大浪池の広がる雄大なスケールを求めて、標高1700mの韓国岳山頂を目指した。「えびのエコミュージアムセンター」より、片道90分程の登山コースながら、ガタの来た身にはOLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIの小さなカメラはありがたい。えっちらおっちら山頂にたどり着く、と夢にまで見た雄大なパノラマが現れた・・・。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「パノラマは縦位置撮影」
パノラマ撮影は手持ちでも可能なので、出来るだけ最小機材だけで登山。レンズは12-100mmと7-14mmの2本と予備バッテリー1。
韓国岳山頂より足元のミヤマキリシマツツジにフォーカスしても、レンズ7-14mm、絞りf8広角レンズの深い被写界深度で背景もほぼボケません。パノラマ撮影のコツは、縦位置撮影。なぜならば、パノラマ合成後トリミングに天地の余裕が生まれるからです。重なり具合は、手持ち撮影なので念を入れて50%ほどにして15枚で繋げました。
撮影地:宮崎県えびの市末永(韓国岳山頂よりパノラマ撮影)
カメラ設定
絞り値:F3.5、シャッタースピード:1/8秒,ISO感度設定:3200、レンズ焦点距離12mm、35mm換算24mm、露出モード:マニュアルフォーカス、露出補正:-2.33、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.1(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
自然発生のゲンジボタル乱舞2021.05.30
すごい数の自然発生ゲンジボタル乱舞が見られる霧島市、小学生の頃見ていた麗しい風景です。
昨夜の大雨で他の川は濁っていたけれど、不思議とここの小川は川底が見えるほど清んでいた。それならば綺麗な川面に映り込むゲンジボタルの光跡を縦位置で写し込むことにした。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(出会う確率が低い☆☆☆)」
「フォーカスリングはテープで固定」
上:ホタル撮影の極意は、現場には早めに到着して撮影場所確保する。仄暗くなるまでゲンジボタルの光はじめをアップで押さえておく。
下:明るいうちに構図とマニュアルでピント合わせを済ませフォーカスリングはテープで固定、これで準備完了。薄暗くなったら露出アンダーで背景を撮影(かなり暗くなったら長時間露光:約4〜20秒で一発撮影もあり)。長時間露光はノイズが出やすいため、約4〜8秒。
今回は、画像編集ソフト(Photoshop)で11枚コンポジット(比較明合成)を行った。
撮影に必要な機材は、三脚、レリーズ、黒色パーマセルテープ。
撮影地:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田269−1
カメラ設定
上:絞り値:F3.5、シャッタースピード:1/8秒,ISO感度設定:3200、レンズ焦点距離105mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:-2.33、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
下:絞り値:F1.8、シャッタースピード:4秒,ISO感度設定:1600、レンズ焦点距離35mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:-2.33、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC22.4.1(Rawデータ現像)
使用機材
NikonD850、AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED、TAMRON SP 35mm F1.8 Di VC USD F012N
三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead、レリーズ:Velbon ベルボン TWIN 1 R3-UT
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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家