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about

SHOWKEN HIRASAKA 平坂彰謙
株式会社CAMELSTUDIO 代表取締役社長
1996年11月にCAMELSTUDIOを設立、PCや携帯・スマートフォンなどをプラットフォームに、サイトやコンテンツの企画制作を行なう。幼少時代からドラムを叩き続け、1994年に結成した爆笑系歌謡曲ロックバンド「ダイナマイトポップス」で現在も活動中。このサイトに参加してくれている面々は、公私問わず信頼する親友たちである。

あのひとこのひと”素顔”のおもいで/角田信朗さん2009.08.21

【愛犬が超かわいい】
今から5年前、2004年のこと。
自分の会社でやっているペット写真の携帯サイトで人気のコーナー「有名人のペット」に、角田さんが登場されることになった。
写真家は、あの「はなデカ写真」で有名な森田米雄氏。
当時世田谷・梅が丘にあった「はなデカスタジオ」に奥様、お嬢様、そして愛犬のトイプードル「プッチーちゃん」と「チコちゃん」とともに現れたご本人。
もちろんはじめてお会いしたわけで、第一印象はとにかく「えらいかっこいい」。
格闘家として、マルチタレントとして、いつもテレビで観ている角田さんよりも、実物の角田さんは、とにかくかっこよかった。
たぶん少しは会話をさせてもらった気もするが、緊張していたせいかほとんど覚えていない。
角田さんのぶっ太い腕とちっこいワンちゃん、そのコントラストが面白くてたまらなかったことだけよく覚えている。

【歌がめちゃウマ】
撮影終了後、森田米雄氏をはじめとする撮影クルーと角田さん一家フルメンバーで、そのまま「夜の宴」に。
何といっても角田さんが会の中心である、ということもあって、いろいろな話をご本人から聞かせてもらったことをよく覚えてる。
中でも印象的だったのが、「小さい頃から英語が得意だった」ことと、「高いクルマを買って女房にイヤな顔をされる」こと(後者は自分にもよく当てはまる)。
宴もたけなわ、貸し切りの大きな座敷には「お、こんなところにカラオケマシンが!」。
角田さん、歌唱力には全国的に定評がある。ナマで聴けるとあって出席者全員角田コールの嵐。
最もお得意とされる桑田圭祐・サザンナンバーを何曲も歌わせてしまったのだが、何がスゴいって、まだ新曲発表間近いのにいたるまでメロディはもちろん、歌詞も全部覚えている!!
スゲー。さすが。つうか、いつ練習してんのよ。

【ライブ参戦】
この写真撮影会〜夜の宴から数日後、自分のやっている歌謡曲爆笑ロックバンドがライブ出演する予定で、図々しくも「角田さん、遊びに来てもらえませんか」などと酔っぱらったフリをして(いや、確実に酔っぱらってたが)お誘いしちゃったりしたところ、本当に来てくれた!というウソのような話なのだ。
たまたま自分のバンドが「結成10周年」を迎えた記念ライブだった、とうこともあり、こじんまりとした渋谷のライブハウスには軽く100名を超す観客が。
今思えばあの場所に居合わせたお客様たちも相当”ラッキー”だったのでは。満員の客席を縫うようにステージに上がり、そして「TSUNAMI」熱唱。これは自分とメンバーにとって一生の思い出になった。

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誰でも簡単ドラム講座 VOL.2 「右手と左手をバラバラに動かす その2」2009.08.13

右手と左手をバラバラに動かすトレーニングはさらに続きます。
今回は、実際に両手を使ってリズムを刻んでみましょう。

前回と違って、図はいわゆる「楽譜」に近いものになっています。
上の段は「右の人差し指」が机を叩くところ、下の段は「左の人差し指」が机を叩くところで、左から右に向かって一定のスピードで進めていきます。

最初の3つはとても簡単。
「パターン1」は右手で4つ叩くうちの「2つめ」と「4つめ」のみ左手も同時に叩きます。これは赤ん坊やイヌでもできますね(できないか)

「パターン2」は、右手の叩く間隔を縮めて小刻みにしたもの。
実際にはこのパターンで叩く曲が非常に多いですね。

オレンジ色の縦線で区切られた1コマを「小節」と呼びますが、1小節に右手は8回叩くわけで、この手のリズムパターンが「エイト(8)ビート」なわけです。
これも実に簡単ですね。でもドラム演奏の「柱」となりますので、無意識に両手が動くくらいに繰り返し正確に叩きましょう。

「パターン3」は、パターン2と右手は同じですが、左手の登場する場面が倍に増えています。
これも「パターン2」ができれば、どつことないでしょう。非常に簡単です。

さて、問題は「パターン4」です。
これはグッと難易度が上がりますね。

「2拍3連」と呼ばれるもので、「右手で3つ叩く間に左手で2つ叩く」というややこしいシロモノ。

ある一定の時間内 − 仮に”1秒”としましょうか。に、まず右手で3つ等間隔に「トン トン トン」と叩いてみてください。その後、左手で同じく1秒間に「トン トン」とこちらも等間隔に叩きます。

同じ1秒間に右手は3回、左手は2回叩くわけですから、当然右手と左手の叩く”間隔”は異なりますよね。右手のほうが少し早いテンポでリズムを刻むことになるわけです。

で、同時に叩いてみてください。どうですか?パッとできた人は、すぐにドラマーになったほうがいいでしょう。結構ムズカシイのです。これ。実践でもとてもよく使う基本技です。

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あのひとこのひと”素顔”のおもいで/篠塚健次郎さん2009.08.10

篠塚健次郎。
モータースポーツ界では神様的存在のラリー・ドライバー。
かの有名な「パリ・ダカールラリー(パリダカ)」で何度も輝かしい成績を残し、「三菱自動車」「パジェロ」の代名詞にもなった無二の英雄。

「目に入れても痛くない」という表現がありますが、自分はといえば「ひかれても痛くない」ほどクルマが大好き。今から20年ほど前、そんな篠塚さんと会ってお話できるチャンスが巡ってきたのです。「30年生きてきた中で一番うれしい」…少なくとも水泳の岩崎恭子選手よりは説得力があります。

三菱自動車工業の会社案内に掲載する特集ページを作るため、当時東京・三田にあった本社で篠塚さんとお会いしました。

プロのラリー・ドライバーであるにもかかわらず、篠塚さんは三菱自工の正社員でした。いただいた名刺には「海外営業企画」という肩書きがついており、ようは立派なサラリーマン。

なんでも、毎年年末年始に行なわれる「パリ・ダカールラリー」は「フランス・アフリカ方面出張」だそうで。一応「出張手当」も出るが、優勝すると若干「特別手当」も出る、と。(若干、ってのがスゴい)

そのうち「予選は残業代が出る」とか「ダカールの給油所でガソリン代の領収書もらい忘れた」みたいな話まで出るのかと思ったくらい、少々思い描いていた世界観と違っていましたが、なにせあの「パリダカ」実話を篠塚さん本人から聞いているわけですから、彼の一言ひとことに「へー」とただ感心するばかりで。

一番印象に残っているのが、「自動車メーカーの社員ドライバー」という立場と、「レースでの走り方」の関係についてのお話。
「パリダカ」のような長距離で過酷なレースは、”速く走る”こと以上に”クルマを壊さない”ことが勝負の明暗を分けると言われていて、篠塚さんは事故率、故障率の極めて低いドライバーとしても高い評価を得ていました。そしてそれが、”一発当てたろか”というリスクはしょわないという、いい意味で”組織人”であることの「功」なのだと。
ものすごく説得力のある話として、ずーっと覚えています。

当時本社のショールームに飾ってあった篠塚さんのマシン(パリダカを実際に走ったパジェロ)を穴が開くほど眺め、無性に乗りたくなった自分は当然のようにパジェロを購入するわけですが、公道を「パリダカだー」と乱暴に走るくせがつきすぎて、あっちをぶつけ、こっちをぶつけ、1年足らずで手放しました。

もうひとつ、篠塚さんは三浦百恵(山口百恵)さんの義兄であることもよく知られています。

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誰でも簡単ドラム講座 VOL.1 「右手と左手をバラバラに動かす」2009.08.05

物心ついてから習得したことの中でも、「歯を磨く」「爪を切る」「部屋を片付ける」の次くらいにくるのが自分の場合は「ドラムを叩く」でした。「自転車に乗る」の次だったかもしれません。
タイガーウッズの「生後9ヶ月からゴルフを始めた」というのにはさすがに負けますが、フツーの方からすればかなり早い(というか、フツーはやらない)時期にマスターした特殊技術のひとつです。
よく「どうして手足があんなにバラバラに動くのか」とロシアのサーカス団員や「隠し芸大会」の堺正章みたいに言われることが多々ありますが、実はそれほど難しいものではありません。
おそらく「ドラムセット」というものが、自転車や野球のボール&バット、楽器ならばピアノやギターのように一般の家庭や施設に存在しないため、なかなか実際に触れたり試したりすることができない、というのが”難しそうに見える”最大の理由である気がします。
みなさんだってカラオケ屋でタンバリンやマラカスを叩いたり振ったりしたことがあるでしょう。酔っぱらうと特に熱が入ったりしますが。アレと基本的には全く一緒。
それをちょっと複雑にして進化させたのが「ドラムセット」で、ちょっと練習すれば、誰でも簡単に演奏することができるんです。
もちろんそれには、ゴルフや他のスポーツでもよく言われるように、「基礎」をちょびっと学ぶ必要があります。そして、それを身につけるための「繰り返しトレーニング」がとても有効なんですね。
ということで、これから数回にわたり、誰にでも簡単にできるドラム講座を。
第一回目は、「右手と左手をバラバラに動かす」トレーニングです。
図をご覧ください。
まず、机の前に、左右の人差し指を並べて置きます。●は机を「トン」と1回叩くことを意味します。そして「左の人差し指」は左と右の2カ所(間隔はテキトーで構いません)、「右の人差し指」は左、中、右の3カ所を、『左の指、右の指を同時に』叩かなくてはなりません。
左の指は「左、右」の順に、右の指は「左、中、右」の順に動かすわけですが、最初の①と②は動きが全く一緒で実に簡単。問題は③以降です。
③では左の指を「左」に持っていかなくてはならないのに、右の指はさらに「右」に行かねばなりません。
両手を気にしながら、そして考えながらやろうとすると、なかなかうまくいきませんね。
コツは、どちらかの指の動きを「無意識」にしてしまうこと。そうすると、やっているうちにどちらも無意識に動くようになります。左の動きは”左指くん”に任せ、右の動きは”右指くん”に任せるわけです。仕事と一緒で、パートナーを信じるとうまく行く。そんな感じです。
ぜひやってみてください。

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