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REIJI YAMADA 山田玲司
漫画家 環境問題活動家
12歳の時、手塚治虫氏に出会い漫画家になることを決意。以降「Bバージン」「アガペイズ」「絶望に効くクスリ」「ゼブラーマン」とヒットを飛ばす。環境問題にも明るく、多くの専門家・NGOと繋がりを持ち、「非属の才能」ほか著書も多数持つマルチアーティストである。

キラー・クエスチョン2009 / 08 / 31

正直言って人とかかわるのはしんどい。

寅さんの映画の世界みたいに「いい人」ばかりの世界ならともかく、
近年の日本はどうにも殺気立ってるし、コミニケーションは楽じゃない。
とは言っても個室にこもって生きるわけにもいかない。

その上、人付き合いの上手い人は、最新情報と人脈を手に入れて、
どんどん人生を有利に進めていくようにも見える。
どっちにしても人間をやる以上は人とかかわらなければいけない。
そんな僕が5年に渡る無謀な初対面対談で学んだ集大成の第二弾が
この「キラー・クエスチョン」です。

僕は絶望に効くクスリという対談漫画を5年間やってきて、
この時代に効く薬は何かをずっと考えてきました。
そこで見つけた単純にして最強の方法が「聞く」ということでした。

この本には
5年間で掴んだ最強のキラー・クエスチョン26の具体例が載っています。

質問力の本は多いけど、
「これをそのまま使えばいい」という本はないんじゃないかと思うのです。
あと、思ったより評判が良かったのが「話の広げ方」という
具体的なスキルが載っていることです。
これは僕が普段無意識にやっている話の広げ方のテクを解説したもので、
これもまた使えます。

僕は近代化によって失ってしまった最大のものが
「人と人とのつながり」だと思うのです。
もてたい人。話が下手な人。最初の一言が出ない人。

この本を読んでみて下さい。読んですぐ「使える」本です。

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REIJI YAMADA/山田玲司
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