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チャールズ・ブコウウスキー オールド・パンク2009.08.19

『町でいちばんの美女』などで
酔いどれの小説家として日本に紹介された印象が強い
チャールズ・ブコウウスキー。

ですが、彼の真骨頂はやはり詩にあるような気がします。

そして、
さまざまな場所で行われた朗読のライヴではないでしょうか。

酒を片手に、やじを飛ばす観客と対峙しながら発せられる詩の数々。

このドキュメンタリーフィルムは、彼の半生を中心に、
自身のインタビューと朗読ライヴの模様、
彼を取り囲んだまわりの編集者など
スタッフの証言で構成されています。

「セックスとは、夜眠れないときにするものだ」という名言を持つ彼の、
貴重な童貞喪失のエピソードは最高ですが、
破天荒な一面だけでなく、
深い思惟の果てにみせる真摯な姿がとても印象的です。

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AKIRA OKAJIMA/岡島朗
有限会社楽脳 取締役