雑誌『ローリング・ストーン』の表紙で、
一躍有名になった女流カメラマン、
アニー・リーボヴィッツを追ったドキュメンタリー・フィルムです。
裸体のジョン・レノンとオノ・ヨーコが抱き合う写真は、
20世紀を代表する1枚であることに異論をはさむ人はいないでしょう。
このフィルムでは、
『ローリング・ストーン』誌で発表した貴重な作品だけでなく、
編集長などの貴重なコメントも収録されています。
レンズの先に見えるセレブたちの、
あまりにも赤裸々な姿と、
それを可能にした彼女の秘密に迫ろうとしています。
でも、フィルム内で、彼女がもっとも赤裸々な姿になるのは、
子どもたちと戯れているときと同性の恋人と言われる
スーザン・ソンタグとの思い出を語る場面です。
『アメリカの神々』という傑作写真集とともに、
ぜひご覧下さい。