2022.11.8日、鹿児島県霧島市は絶好の晴れ。天王星食が始まりかけた20:22分撮影。皆既月食の赤銅色の左下に、美しくブルーに輝く天王星食の瞬間が絶妙なタイミングで出会えたのだ。
この時の撮影技法「次は213年後」
「天王星食の瞬間はモニターチェック」
暗がりで薄暗い皆既月食にピントを合わせるには、フォーカスをMにし、18X拡大ビュアーに設定。天王星は太陽系の中では3番目に大きく、太陽系7番目。NASAのボイジャー2号が天王星に到着するまで9年半。惑星は約6等級と暗く冷たい(約-200℃以下)、青白い姿は眼視で見えるギリギリの明るさしかない。爺の私には当然見えないので、シャッターごとにモニターチェックしてその時を待った。大気の主成分は水素とヘリウムの混合物ゆえ青白く見えるとのこと。
参照:国立科学博物館
撮影地:鹿児島県霧島市
カメラ設定
絞り値:F11、シャッタースピード:2秒,ISO感度設定:1250、レンズ焦点距離560mm、35mm換算1122mm、露出モード:マニュアル、フォーカス:Mフォーカス、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:ビビット、Raw。
使用ソフト
Photoshop23.5.1(Rawデータ現像)トリミングあり
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS100-400mm F5.0-6.3 IS+ MC-14、三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead、レリーズ
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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