よく利用する、この道のありふれた風景がとても気に入っている、この坂の下は日豊本線。なだらかな坂を登ると、どっしりとした桜島が眼前に現れその峨々たる山容に魅入られるのである。坂のその先は国分の田舎街である。野暮用を済ませこの再びこの坂にさしかかると、娘の名前に、一文字頂いた天孫降臨の高千穂が遠くに仰ぎ見られるのである。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「朝の光の時間帯を選ぶ」
雨が降っていたから、翌日は濃霧の確率が高いとふんでいた。なにしろ霧島の語源は“霧に煙る海に浮かぶ島”にもなった霧島である。早朝に撮影に出かけ一通り狙いの撮影を楽しんだ帰り道、お気に入りの場所に立ち寄ると、霧が晴れ自転車通学の学生さんたちに出会った。ごくありふれた早朝の風景が、斜光で輝いていて桜島と車と学生の通学風景が見事にマッチしていた。
撮影地:鹿児島県霧島市国分新町
カメラ設定
絞り値:F9.0、シャッタースピード:1/400秒,ISO感度設定:200、レンズ焦点距離75mm、35mm換算150mm、露出補正:-1.0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC23.01(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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