九州に多く渡来するツクシガモ(筑紫鴨)は、カモでは珍しい雌雄同色の大型の絶滅危惧種1B類。首と翼の次列風切の一部分の緑黒色が、光の加減でキラリと光る瞬間はとても美しい。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(九州以外では出会う確率が低い☆☆)」
「緑黒色は太陽の角度を考慮に入れる」
上から2、4番目の画像。黒く見えた緑黒色が光の加減でキラリと光る瞬間があるのでそこを狙う。
上・群れ飛翔シーンに出会う確率は低い。何度も通う中、何かに驚き一斉に飛び立つシーンにやっと出会えました。
上から2番目・飛翔をアップで狙った数カットの中から、次列風切が輝いたカットをセレクト。
上から3番目・お昼寝タイム。普段はこの様なシーンが多いので、群れでいる一角を切取る。
下・首筋がメタリックな輝きを見せる瞬間を狙う。なんだか寝癖の様な感じが微笑ましい。
撮影地:鹿児島県霧島市隼人町真孝 (隼人干拓地)
カメラ設定
一番上・絞り値:F14.0、シャッタースピード:1/800秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離321.0mm、35mm換算643.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:-0.3、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
上から2・絞り値:F14、シャッタースピード:1/1250秒,ISO感度設定:1600、レンズ焦点距離502.0mm、35mm換算1006.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:±0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
上から3・絞り値:F11.0、シャッタースピード:1/1600秒,ISO感度設定:1250、レンズ焦点距離195.0mm、35mm換算394.0.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:-0.7、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
一番下・絞り値:F13.0、シャッタースピード:1/400秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離560.0mm、35mm換算1122.0.0mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:±0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:風景、Raw。
使用ソフト
PhotoshopCC21.2.3(Rawデータ現像)
使用機材
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS 100-400mm F5.0-6.3 IS+ MC-14
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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