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TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

ナベズル(出水市)2021 / 01 / 25

日本一のツルの渡来地、鹿児島県出水市には午前6時30分到着。大寒の朝焼けの空を見上げると、夥しい数のツルが餌場に向かって飛翔している圧巻の光景。持って来ましたバッテリー5個、夜明けから夕暮れまで10時間ほど撮りまくりの図である。
令和3年1月18日〜21日の合計17315羽、ツル観察センター発表。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(出会う確率が低い☆☆☆)」
「狙いを明確にする」
ただ闇雲に撮影していても、同じ様なシーンばかりになってしまいがちです。ナベズルの生態を調べ、撮りたいシーンを拾っていきます。載せたいシーンは沢山あれセレクト。
1) 朝焼けの飛翔、天候ごとの光景を狙う(出水市の風景を取り入れる)
2) 餌場のシーン(求愛のディスプレー、シベリアへの長旅に備えて小魚を与える)
3) 夫婦か家族ごとのシーン(家族構成)
4) 夕陽に染まるツル(北帰行が狙えたら?)

キャプション
1朝焼けの飛翔 2朝日と飛翔 3Angels Ladderを上るツル 4岩下川を越えるツル 5ナベズルの飛翔 6餌場の求愛のディスプレー 7ツルの家族構成 8夕焼け小焼け塒へ向かう 9サンセットに浮かび上がるツル

撮影地
鹿児島県出水市荘2478番地4

カメラ設定
絞り値:F4.0〜F20.0、シャッタースピード:1/1250秒〜1/3200秒,ISO感度設定:200〜1600、レンズ焦点距離170mm〜502 mm、35mm換算341mm〜1006mm、露出モード:絞り優先オート、露出補正:+1.0〜-3.0、ホワイトバランス:オート、ピクチャースタイル:ビビット、Raw。

使用ソフト
PhotoshopCC21.2.3(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M.40-150mm F2.8 IS PRO、100-400mm F5.0-6.3 IS+ MC-14、三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542, 雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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