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TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

カリガネソウとクマバチ2019 / 10 / 25

ブンブンブブンと羽音を響かせ、温厚なクマバチが吸蜜にやって来ます。
花の名前はカリガネソウ、別名ホカケソウとも呼ばれる。柔らかなホカケソウの花弁に大きなクマバチ(ミツバチ科:約20〜24mm)が飛び乗ると、重みで花序をたわませ、花粉と柱頭をペタペタと毛深い体にくっつけることを密かに企んでいるのです。この驚くべき目論みにて、招かざるはずの盗蜜名人のクマバチを招き入れ、花粉媒介のパートナーに指名したかのようです。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「花粉が押される瞬間を狙う」
①両方の形が分かりやすい角度を探す。
②ホカケソウとクマバチが浮き上がるように背景をぼかす(レンズ選択)。被写界深度が浅くなり、かつ動きが速いのでシャッタースピードを高速の1/1600sに設定。
③ひたすら連写
撮影地:東京都練馬区石神井町5-17  野草観察園にて 

カメラ設定
絞り値:F4.0、シャッタースピード:1/1600秒。ISO感度設定:1250。レンズ焦点距離210mm、35mm換算421mm。露出モード:絞り優先オート。露出補正:-0.3、ホワイトバランス:オート

使用ソフト
PhotoshopCC2019.0.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M. 40-150mm f/2.8 PRO

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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