YOUCHOOSE

about

TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

こぶしの花が咲いた2019 / 05 / 08

4月26日気温6℃。
支笏湖の453号線でハンドルを握っていると、予期したかのようにこの風景に出会いました。寒々とした風景の中に、こぶしの花がポッと遅い春を告げるかのように咲いていたのです。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「一本のこぶしと樹々のアクセント」
南国生まれの私には、こぶし咲く北国の春の風景に密かな憧れを抱いていた。もし、推論したような墨絵の風景に出会えたならば、モノクロームで攻めようと決めていたのです。イメージ先行ながら主役のこぶし一本だけ中央下に配置し、アクセントに荒々しい樹々をシンプルに入れ込む。絞りは、樹々全体に被写界深度が得られる、絞り値F8.0に設定。

撮影地:北海道千歳市支笏湖温泉番外地 

カメラ設定
絞り値:F8.0、シャッタースピード:1/160秒。ISO感度設定:200。レンズ焦点距離75mm、35mm換算150mm。露出モード:マニュアル。露出補正:-0.7、ホワイトバランス:オート

使用ソフト
PhotoshopCC2019.0.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, OLYMPUS M. 12-100mm f/4 PRO

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

このページのトラックバックURL

トラックバック一覧

このページへのコメント一覧

コメントを投稿

(初めて投稿される方のコメントは管理者の承認が必要となります。ご了承ください。)