前泊で三重県津市に来ていたが、まだ日が高いのでホテルから徒歩10分ほどの三重津偕楽公園へ虫探しに向った。
早速、樹液の出ているコナラを見つけ張り付く。まず見つけたのはエントツドロバチ。このハチは巣材の泥採取が目的ではなく、甘い樹液を飲んでいた。狩バチであるエントツドロバチ、以前はオオカバフスジドロバチと呼ばれていましたが、最近ではエントツドロバチが一般的です。名前の由来は、煙突状の巣の入り口を作る事からエントツドロバチ。日本ではまだオスは採集されたことがないそうで、メスによる単為生殖個体群と考えられているとか。
この時の撮影技法
「撮影難易度3星表記(☆)」
被写界深度ありきのISO感度3200
樹液の出ていたコナラは仄暗い斜面の場所にあり、Micro 60mmである程度の被写界深度を求めると、絞りは最低f8ほど必要と考えISO感度3200に決定。被写体はそれほど動きが無いので、シャッタースピードは1/40sで構わないけれどカメラぶれに注意。ひとつの対策として、カメラを持つ方の肘を地面やコナラに置き身体の前後左右の揺れを極力安定させる事がポイントです。
撮影地:三重県津市広明町147−1 三重津偕楽公園
カメラ設定
NikonD850, 絞り値:F8、シャッタースピード:1/40秒,ISO感度設定:3200、レンズ焦点距離:60mm、露出モード:マニュアル、露出補正:−0.3、ピクチャーコントロール:A オート、14bitRaw
使用ソフト
PhotoshopCC19.0使用(Rawデータ現像)
使用機材
NikonD850、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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