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TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

睡蓮とイトトンボ2018 / 06 / 13

15:05発、羽田行きにはまだ2時間ほど、寄り道して国宝「瑠璃光寺五重塔」に立ち寄る事にした。美しさは日本三名塔のひとつに数えられるらしいのだが、この睡蓮池に差し掛かるともういけません。
因果応報・・・。イトトンボと戯れて、さてこそ時間オーバーである。

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆)」
「無い物ねだりはしょうがない!」
瑠璃光寺五重塔。なのに、睡蓮にイトトンボ!身軽にD850にNikon24-70mmの標準ズームレンズのみで来てしまったのが、あいにくである。予想通り、イトトンボ(オオイトトンボ?)はなかなか近くの睡蓮の花には止まってくれないので歯ぎしりに至る、が、そこで考え方の角度を変えてみる。手にしたフルサイズのD850は高解像度デジタルカメラなのだから、トリミング前提で撮影しちまえば良い。そして、1/3のトリミングならば、70mm×3=210mm、画素数1/3(約1600万画素相当)、さほど解像度に問題なしと割り切る。DXクロップ(APS-Cサイズ)と言う手もあるが、今回はトリミング優先にした。
身を乗り出し、池に落っこちそうになりながらも・・・。バシャ!バシャ!(シャッター音ね)

撮影地:山口県山口市香山町7-1 瑠璃光寺境内

カメラ設定
NikonD850, 絞り値:F8、シャッタースピード:1/640秒,ISO感度設定:800、レンズ焦点距離70mm、露出モード:マニュアル、露出補正:−0.33、ピクチャーコントロール:A オート、14bitRaw

使用ソフト
PhotoshopCC19.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

NikonD850、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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