5月の初旬、対馬に野暮用で来ていた。それにしても、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴの別名)が何故こんなに沢山咲いているんだろう、とその時はかるく思っていたのだが・・・。
強風に傘をへし折られ、濡れネズミの最悪のシチュエーションで韓国展望所に立っていた。眼下には白い花で埋め尽くされた鰐浦の美しい漁港が広がっていて、D850のファインダーを覗いた瞬間「そうか、此処だったか!」あの時夢見た風景が眼下に広がっていた。10年ほど前のことになるが、対馬でヒトツバタゴの日本最大の自生地があると教えられ、その時一枚の写真に釘付けにされた記憶が鮮烈に蘇ったのである。
この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「カメラバックにはシャワーキャップ」
突風で傘がへし折られる、厳しい撮影条件下。カメラボデーは防塵防滴、タムロンのレンズは簡易防滴対応なので用心を兼ねホテルで貰っていたシャワーキャップをカメラに被せて撮影。小さくて軽いシャワーキャップは雨天時に重宝することこの上なし。
撮影地:長崎県対馬市上対馬町鰐浦(日本一のヒトツバタゴの自生地)
カメラ設定
NikonD850, 絞り値:F8、シャッタースピード:1/125秒,ISO感度設定:640、レンズ焦点距離28mm、露出モード:マニュアル、露出補正:−0.67、ピクチャーコントロール:A オート、14bitRaw
使用ソフト
PhotoshopCC19.0使用(Rawデータ現像)
使用機材
NikonD850、TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD A010N
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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