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TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

スーパー・ブルー・ブラッドムーン2018 / 02 / 01

1月31日、東京で魅惑のスーパーブルーブラッドムーン天体ショー
東アジアでは1982年12月30日以来36年振りですが、特に日本での皆既月食は見易い高さで約1時間17分も続く幸運に恵まれた。北米では3つ同時に重なるのは1866年3月31日から152年振りとのこと。
スーパームーン(地球に接近して満月)とブルームーン(1ヶ月に2回満月が見られる時の2回目の満月がブルームーン)けっして月が青く見えるのではなくごく稀なことから、ブラッドムーン(皆既月食で月が血色のように赤く染まる:地球の大気で赤い光だけが屈折して赤く見える)が同じタイミングで重なる。
「米紙フォーブス電子版」によると、これだけの条件が重なるのは、計算上では平均して256年に1度の出来事らしい。したがって、生きているうちに二度と見ることは叶わないのだ。
日本での皆既月食のピークは22:30頃とのこと、風邪ながらこの好機を逃してなるものかと、寒冷に怯むことなく挑んだが、背後から「風邪だからほどほどに・・・」「・・・」

この時の撮影技法「撮影難易度3星表記(☆☆)」
「赤銅色のピーク時を狙う」
風邪で長時間は外にいられないので、赤銅色のピーク、月が地球の影に完全入る22:30頃を狙うことにした。ミラーアップにして、赤外線リモコンでカメラブレを極力抑え、餅つきウサギを浮び上がらせる。

撮影地:東京都西東京市 撮影時間22:29分

カメラ設定
NikonD850, 絞り値:F11、シャッタースピード:0.6秒、ISO感度設定:8000、レンズ焦点距離600mm、、35mm換算1200mm、露出モード:マニュアル、露出補正:±0、ピクチャースタイル:Natural,Raw、色温度:6650K

使用ソフト
PhotoshopCC19.1.0使用(Rawデータ現像)

使用機材

NikonD850、TAMRON SP AF 150-600mm F5-6.3 VC USD A011N. VR、赤外線リモコン:VelbonTWIN1 R4N、カメラ用三脚:GITZOマウンテニア2型4段GT2542、雲台: Really Right StuffのBH-40 Mid-Size Ballhead

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TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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