何年も風邪をひいていない事が自慢のひとつでもあったが、とうとう風邪をひいてしまった。
そして、これには嬉しくないオマケまでついていた。
ゴホゴホと咳をしたさい、「ギクッ!」と腰まで痛めてしまったのだ。
それなのに、翌日は3本のタイトな撮影が控えていたのだが、さいわいノロウイルスではなく事なきをえた。
こんな時には、地獄谷のスノーモンキーさまのようにゆっくりと湯につかり「極楽極楽」などとつぶやいてみたいものである。
地獄谷のスノーモンキー
詳しくはコチラ
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/japanese/html/snowmonkey_outline.htm
この時の撮影技法(湯煙の中の極楽を捉える)
湯煙の中の「極楽極楽」の表情を捉えたかったので、低温と湯煙でレンズが曇るのであえてそれを利用する。
すると、ソフトフォーカスがかかりスノーモンキー至福の一瞬を捉える事ができました。
クリアな画像も良いけれど、臨機応変に撮影環境の作用をうまく使う事も大事な撮影技法ではないでしょうか。
カメラ設定
絞り値:F/8.0、シャッタースピード:1/180秒,ISO感度設定:400、露出モード:マニュアル、露出補正:なし、ホワイトバランス:オート、測光モード:部分測光、ピクチャースタイル:スタンダード、レンズ焦点距離:200mm
使用ソフト
PhotoshopCS6 Raw現像にも使用
(新しいCS6は処理速度もパワフルに進歩しています)
使用機材
Canon EOS-1Ds Mark II、EF70-200mm F2.8L IS USM
POSTED BY:
TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家
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