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TSUGIO NISHIMURA 西村次雄
フォトグラファー
1973年、九州産業大学芸術学部写真科卒。同年渡米。1979年、「STUDIO BB」を設立。デジタルの可能性にいち早く気づき、雑誌・広告を中心に一眼レフカメラを駆使して活躍中の”IT写真家”である。建築物、料理、人物、商品、そして動物・植物・昆虫と被写体の幅も極めて広い。

ムラサキシジミの日向ぼっこ2010 / 01 / 04

アラカシの樹にムラサキシジミの巣があり、イロハモミジから僅か3メートル程の所にある。
正午の時刻になるとイロハモミジにサンサンと日が当たる。・・・ということは、この真っ赤なイロハモミジの上で日向ぼっこをするのでは、と鮮やかな配色のイメージをふくらませた。
果たして、気温があがり鮮やかな青紫色を輝かせヒラヒラとムラサキシジミは舞い上がり、イメージ通りにふわりと真っ赤なステージに舞い降りた。

ムラサキシジミ(紫小灰蝶)
チョウ目・シジミチョウ科に属するチョウの一種。
日本では本州から沖縄まで分布しており成虫で越冬。大きさは開帳時で約3~4㎝、表の翅は青紫色の鮮やかな色で黒褐色の縁取りがありとても美しいチョウです。翅を閉じる周りに溶け込むように、こげ茶色の目立たない翅色になり探すのは困難になる。

この時の撮影技法
今回は、「色により露出補正が必要」というお話しです。例えばスキー場などで雪景色を入れて、人を撮ると雪はグレーに、顔は黒く写ってしまい悔しい思いをされた経験は誰にでも一度や二度あると思いますが、何故こんな事が起きるのでしょうか?

それは、ほとんどのカメラの露出計はグレー(反射率18%)を基準値として作られているために、
白色はグレーに、黒色もグレーに露出補正されてしまいます。したがって、オート露出で撮影を行うと白いはずの雪がグレーに写ってしまうことになります。これを避けるひとつの方法として露出補正があります。雪の白さを出すには条件にもよりますが約1~2絞りほどオーバーに露光補正を行います。
今回の写真の場合、オート露出で撮ると深みのある赤いモミジも明るく写ってしまい台無しです。そこで本来の深みの赤を再現するために約2/3絞りほどアンダーに露出補正を行いました。

カメラ設定
露出設定マニュアル、シャッタースピード1/180秒,絞りF5.6、ISO200。

使用機材
Canon EOS 30D ,300mm+1.4テレコン使用

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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