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描いて売り込め!超ビジュアルシンキング2009.06.21

さてさて、初めましてムラタです。
いきなりですが、僕はここで、最近読んでいる本を通して今の近況を伝えようと思っています。
ということで、今回の1冊は、「描いて売り込め!超ビジュアルシンキング」です。
この本、実は昨年アメリカで買ってきた本の翻訳版で講談社が出しています。
本題は「THE BACK OF THE NAPKIN」。全然文字数違うじゃん!
要は見せるアイディアを本にしたものです。プレゼン資料を作っているときに、文字ばかりの説明になったり、立体的に想像をして欲しいなぁ・・・という経験は皆さまも「あると思います」。
そんなときにアイディアの引き出しとして参考にできる本です。
ということで、ムラタでした。

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ATSUSHI MURATA/村田アツシ
株式会社セットアップ 代表取締役社長

「考え方」の考え方2009.06.17

「考え方」の考え方
指南役・著

「気まぐれコンセプト」などで有名なホイチョイ・プロダクションのブレーンの方たちがまとめたもので、企画やアイデアを考えるときに必要な「考え方」というものを、いろいろな角度から解説・分析している本です。
中でも強く「なるほど」と思った点を3つほどあげると…
◎アイデアは突然降ってわいてくるものではなく、頭の中にある「1」と「1」が結びついて「2」になるだけだ
◎いいアイデアは、切羽詰まった状態(例えばあと2時間しか考える時間がない!など)に生まれるものである
◎完成した時の姿(ゴールイメージ)を頭に浮かべながら企画やアイデアを詰めていく
つまり、良い企画やアイデアの創出に「特別な才能などいらない」「誰にでもマネできる方法論がある」というウレシイ根拠に基づいた内容なのであります。
主な見出しを列挙してみます。
はじめにゴールを見る
とりあえず書き始める
アイデアはある日突然ノックする
制約はチャンス
アイデアは夜作られる
具体的であれ
逆転の発想
引き算の美学
積極的に模倣する
ネーミングのコツ
タイムリミットは30秒

Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.

大人が知らない携帯サイトの世界2009.06.11

大人が知らない携帯サイトの世界
佐野 正弘・著

仕事上「PC」「携帯」両方とも守備範囲として毎日接しているくせに、それぞれの「インターネット」をとりまく世界やそのユーザーたちの実態について、意外と知らないんだ。…ということにハタと気づかされる、毎日コミュニケーションズ刊の新書です。
★インターネットに存在する「ふたつの世界」
★PCからは得られない「携帯サイト文化」
★ケータイ世代の「コミュニティ・スタイル」
★インターネットの「世代間格差」
★「ケータイ世代」がネット文化を席巻する日
このような章から構成されており、インターネットの利用シーンにおいて、PCと携帯には大きな壁が存在する、という問題意識を柱とした著者の持論が展開されています。「これからどうなってゆくのか」という予測や予見よりも、「これまでこのような歴史をたどってきてこうなった」という事実関係や因果関係を知るにはとても役に立つ一冊です。

Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.

COACHがGUCCIより売れてるって、本当ですか?2009.06.09

COACHがGUCCIより売れてるって、本当ですか?
鈴木宣利・著

専門用語をあまり使わず、身近な話題からわかりやすくマーケティング理論を紹介した、いわゆる初心者向け入門書といったところでしょうか。
取り上げられた事例が面白そうで、つい読みたくなるところが、本のつくりとしてウマいです。
★COACHのバッグが売れるワケ
★スターバックスに魅かれる ワケ
★任天堂DSLiteが人気のワケ
★iPodだけが売れるワケ
★巨大家具小売業イケアが注目されるワケ
★本はアマゾンで注文してしまうワケ
★リーブ21をTVでいつも見てしまうワケ
★わからないことはgoogleで調べてしまうワケ
確かに噛み砕いて説明してくれていますが、内容的にはそれほど目新しいものもなく、読んだあとあまり強い印象が残っていないのが少々残念であります。

Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.

グーグルvsアップル ケータイ世界大戦2009.06.03

グーグルvsアップル ケータイ世界大戦
石川 温・著

「AndroidとiPhoneはどこまで常識を破壊するのか」というサブタイトルがついており、今迄の日本における携帯事情が大きく様変わりするかもしれない、というその理由を事実に基づいて検証・予測している書です。
AppleがiPhoneを遂に発売し、Googleまでもが携帯を世に送り出す、ということから火のついた「日本の携帯明治維新」争議ですが、スマートフォンも含めて今後一体携帯はどうなっていくのか困惑している最中に、世界を含めた携帯の実情、技術情報等を交えて比較的わかりやすくまとめてくれています。
よく読むと、iPhoneがどうのこうの言う前に、日本の携帯電話てのはとてもよく考えて作られてきたんだなあ、ということも改めて気づかされたりもします。

Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.