2010年7月24日の24時間のなかであなたの日常のひとコマが垣間見える映像を送って下さいーーYoutubeで呼びかけられたそんなオーダーに、192カ国から約8万本の投稿があったそうです。
このドキュメンタリームービーは、その約4500時間におよぶ動画を『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督と『トップガン』『トゥルー・ロマンス』のトニー・スコット監督の兄弟の総指揮で編集されたものです。
ある人には特別な、かけがえのない人生の岐路のような1日、ある人にはなんてことない、取るに足らない1日。全体としては時間軸に沿って編集されていますが、それぞれの映像の長さはバラバラで、撮影場所もランダムにつなぎあわされています。
高層ビル街や大自然の風景、子どもから老人まで、地球上の1日をなんとか映像作品にしようという壮大で興味深い意図に基づいています。
作品としての完成度というよりも、その企画に対して賛同すできるかどうかで評価はわかれるところだと思います。
ただ、このような企画を可能にしているのがYoutubeであり、ソーシャルメディアの普及であることは間違いありません。
かつてA・ウォーホルは「だれでも15分間だけは有名になれる」と言いましたが、この映像に映る世界中の名もなき人々の表情は、観終わった後にポジティブな気持ちにさせるなんらかのパワーを持っています。
最後に少しだけ宣伝させてください。
いろいろなかたちでお手伝いをしている株式会社Gnzo(http://gnzo.com/)より、iPhoneアプリ『Gnzo-Catch more videos』がリリースされました。
無料アプリで、ビデオコミュニケーションをもっと楽しくかんたんにできるアプリです。
個人的には”6秒ドキュメンタリー”と思っていますが、6秒間のビデオが多像画面で体感できます。
一度お試しください。
POSTED BY:
AKIRA OKAJIMA/岡島朗
有限会社楽脳 取締役
このページのトラックバックURL
トラックバック一覧
このページへのコメント一覧
コメントを投稿
(初めて投稿される方のコメントは管理者の承認が必要となります。ご了承ください。)