アンドレア・ボチェッリと言う、イタリアのテノール歌手をご存知だろうか?
イタリアの盲目の歌手で、サラ・ブライトマンとのデュエット曲は1500万枚(一説には2000万枚とも)を超えるヒットを記録したそうだ。ヨーロッパはもちろん、アメリカや日本でも、クラシック界では異例の大ヒットを放っているシンガーである。アカデミー賞授賞式ではセリーヌ・ディオンとデュエットしている。
そのアンドレア・ボチェッリのアルバムを、かのデビッド・フォスターがプロデュースをする事になった。
ボーナストラックには発売する各国それぞれの女性歌手をデュエット相手に迎える、と言う企画付きである。
日本にも配給元であるユニバーサルミュージックに人選の打診があったそうだ。
ユニバーサルは当然自社所属の女性歌手の資料を送ったらしい。
ところが、デビッド・フォスターを満足させられる歌手はいなかった。
困ったユニバーサルは他社にも声をかけ、ボチェッリに見合う実力を持ち合わせている女性歌手をリストアップし直した。
その中で、フォスター氏、ボチェッリ氏から名誉ある指名を受けたのが、夏川りみだった。
ご本人は、ボチェッリもフォスターも知らず、「誰それ?」って感じだったらしい。
いかにも天真爛漫な夏川さんらしい。
レコーディングする曲はイタリア語だ。
さあ、イタリア語の個人レッスンが始まった。はたして。。。
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HIDEO SAITO/斎藤英夫
音楽プロデューサー・作曲家・編曲家・ミュージシャン
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