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HIDEO SAITO 斎藤英夫
音楽プロデューサー・作曲家・編曲家・ミュージシャン
森高千里や夏川りみなどの作品やプロデュースで知られる。 発表楽曲数は約190曲、代表曲はレコード大賞最優秀編曲賞ノミネート曲「渡良瀬橋」森高千里(’92)、レコード大賞新人賞獲得曲「今度私どこか連れていって下さいよ」加藤紀子(’93)など。日本テレビ「歌スタ!!」出演中。

「アイシテルの言葉」中嶋ユキノ with 向谷倶楽部2010 / 12 / 03

前回ご紹介した、「中嶋ユキノ with 向谷倶楽部」公開レコーディング、無事終了いたしました。

ユキノさん、初めてにしては過酷なレコーディング、よく頑張りました。大変お疲れさまでした。

リズム録りから、ミックス、マスタリングまで、全行程をUstreamで生中継した。

普通なら1曲に2日かけてもよさそうな作業を2日間で完結。
全行程終了したのが朝の6時近く。
その場から各配信サイトにデータを送信した。

凄いのは、レコーディングと同時にインターネットポータルサイトで紹介されたり、はたまた同時並行してプロモーションビデオの撮影+編集も行われたり、アルバムに付属するデジタルブックレットの制作、と全てがその場で遂行されて行く様。

終盤、ミックスやマスタリングと動きの無い作業が深夜、早朝まで続いたにもかかわらず、2日目の累積視聴者数は5万人強。

朝7時過ぎに配信用データの納品と、あらかじめ挙手頂いていた全国のラジオ番組に曲をお送りした。
夕方18時過ぎには、なんとiTunesから配信が始まり、待ち構えていたビュワーの皆さんがダウンロード開始。
直後に更新されたチャート表示で、驚いた事にJ-POPアルバムチャート初登場1位。
あの宇多田ヒカルさんを抜いた。
総合アルバムチャートでも2位。

もちろん確信めいた物があったのは事実だが、スタッフ一同ビックリである。
たまたま私が一番にTwitterに書き込んだ。
即向谷さんから電話が来て「うそ!ほんと?」の連続。
実は二人とも泣きそう。言うまでもなく、ユキノさんにもお祝いを伝えた。

レコーディングと配信、たった3日間で起きたドラマだ。
決してキャリアの短く無い私でも初めての経験だ。

このムーブメントは確実に何かが変わりつつある、変わらなければいけない事を物語っている気がする。
ソーシャルネットワークの利用、音楽の質や作り方、見せ方、流通、まさに過渡期だ。

チャートは途中経過にすぎない。目標は「めざせ!100万ダウンロード!」、まだまだ皆さんにご参加頂きたい。

最後に、我々製作者は本当に良い曲、良いシンガーを世の中に紹介していかなければいけない。
それが出来ないシステムでは意味が無い。
是非「アイシテルの言葉」「中嶋ユキノの唄」を聴いて頂きたい。
「音楽を届ける、受け取る」という事の意味をかみしめ、実感しようではありませんか。

ITunes
http://itunes.apple.com/jp/album/id406902753

e-onkyo(高音質配信)
http://music.e-onkyo.com/goods/detail.asp?goods_id=mmc00053

Ustream 向谷倶楽部チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/minorumukaiya

Ustream 斉藤倶楽部チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/saitoclub

YouTube プロモーションビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=erqrFqwa-2A&feature=youtu.be

中嶋ユキノ オフィシャルサイト
http://nakajima-yukino.com/

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HIDEO SAITO/斎藤英夫

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