牛島隆太デビュー・シングル発売記念インストア・ライブを、川崎、埼玉、千葉、小倉、博多、名古屋で行った。
どの地域も基本的にはショッピング・モールで、通りがかりのお客さんのいる場所を狙うわけだ。
30分程度のライブの後、サイン+握手会になだれこむ。
以前にも書いたが、川崎では雨が降る寒空のもと、ライブ後のサイン会は長蛇の列。
1時間以上サインを書いていた。
しかも2回ステージがあったので、合計3時間くらいはサイン会だったはずだ。
最後尾のお客さんには、それだけ待って頂いた事になる。
本当にありがたい事だ。
思わず隆太と「いつからこんな人気者になったんだ?!」「わからないっす!!」と言葉を交わしたほどだ。
川崎は路上ライブをやっていたので、我々にとってはある意味活動拠点でもあるわけだが、それ以外の土地でも、開始2時間前に席取りに来たお客さんが、既に前から3列目までは埋まっていた、と話してくれた。
異色の男性シンガーである彼には、身内であるスタッフの皆さんも興味があるらしく、好奇心満々で集まってくれる。
評判は悪くない。
本人、生まれて初めて本州を離れ、やって来た九州でも同様だった。
どこでも、非常に幅広い年齢層の方にご支持頂いた。
娘さん連れのお母さん、赤ちゃん連れのお母さん、中には障害を持ったお子さんを連れたお母さん、息子さんを亡くしたお母さんもいらっしゃった。
そういう方達が「この歌で癒された」「勇気をもらった」と言って下さる。
我々が発信した以上のメッセージを、この曲に感じて下さった方が沢山いる。
隆太の歌を、この曲を、あとはどれだけ更に多くの人の「耳」に届けられるかだ。
無名の新人がテレビ番組や、ラジオ番組で出演枠を確保するのは至難の業だ。
(「歌スタ!!」というTV番組出身なので、もちろんアドバンテージはあるが)
ここまでの所、最大限に利用したのがインターネットである。
今やプロモーション・ツールとして欠かせない存在であり、個人でも利用できる身近な手段だ。
去年の「アマチュア路上ライブ」の頃からブログや動画投稿サイトを利用してきた。
発売前後にレコード会社のスタッフ共々最大限利用していたのが、twitter だ。その辺りは次回に。
http://tearbridge.com/ushijima/
HIDEO SAITO/斎藤英夫
音楽プロデューサー・作曲家・編曲家・ミュージシャン
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