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「Twitter」+「USTREAM」で音楽配信 〜第二段!中嶋ユキノ〜2010.11.26

今回はリアルタイムでのお誘いだ。
カシオペアのキーボード向谷 実さん率いる「向谷倶楽部」にて「産地直送型音楽配信」第二段が行われる事になった。

Ustream上の番組「Azabu-Lab」にて定期的にネット・ライブを行っているシンガー・ソングライター、中嶋ユキノさん。
他のシンガーに楽曲提供はされているが、ご自身はデビュー経験の無い新人さんだ。
8月19日Twitter経由で向谷氏に「今こんなライブやってますよ」と情報が流れた。
すかさず見に行った向谷氏。キーボードの弾き語りで切々と歌う彼女のパフォーマンスに即魅かれ、その場でタイムライン上にて声をかけた。新たなプロジェクトの始動。

そして8月30日、Ustream「向谷倶楽部」チャンネルにてデモ制作が行われた。
1曲目「アイシテルの言葉」、詞が心にしみる名曲だ。
8時間に及ぶマラソン中継の末、デモが完成した。
終盤、深夜3時を過ぎようという時間にもかかわらずビュワー数がうなぎ登りに上昇。
中継終了時には1000人近いビュワーが参加。瞬間世界視聴率No.1になった。

そして10月18日、2曲目「斜め45度」のデモ・レコーディングを中継。
選曲がオン・エア直前に決まり、ユキノさんが譜面を書く所から始まった。
「全てを見せる」という趣旨通りの展開(いや、単なる準備不足疑惑も、、)。
大手プロダクションさんとのチームアップ(中嶋ユキノさんは大手プロダクションに所属されている)、ユキノさんにとっての初リーダー作、作り手である我々も「超マジ」である。
是非ヒットさせたい、という願いから、向谷氏から「めざせ!100万ダウンロード!」という標語が提案された。

「何をたわけた事を」と思われているアナタ!これを実現しようとするエネルギーが、結果をも変えうる事を信じようではありませんか!
レコーディング終了直後より完成曲をオン・エアして頂けるラジオ番組さん(もちろんテレビでも大歓迎です)を募集中だ。
http://www.mukaiyaclub.com/music/yukino/postmail/postmail.html

かくして11月27日、28日二日間にわたり、本レコーディングに突入する。
初日はリズム・トラック、ボーカル、生ストリングス等の録音。
二日目はSaxダビング、ミックス及びマスタリングを行う予定。
その全てをUstream「向谷倶楽部」チャンネルにて生中継する。
翌11月29日、配信開始予定。「アイシテルの言葉」「斜め45度」がお手元に届く。
このスピードを称して「産地直送型音楽配信」と呼んでいる。
レコーディングをドキュメンタリーとして見て頂き、その記憶、熱が冷めやらぬうちに、お手元にお届けする。
是非皆さんに制作現場の、楽しくもハードで、心動かされる空気を共有して頂きたい。
スタッフ一同皆さんの「めざせ!100万ダウンロード!」へのご参加をお待ちしております!

Ustream向谷倶楽部チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/minorumukaiya

向谷倶楽部HP
http://www.mukaiyaclub.com/music/yukino/yukino_project.html

中嶋ユキノHP
http://nakajima-yukino.com/

Ustream Azabu-Labチャンネル
http://www.ustream.tv/channel/nakajima-yukino

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HIDEO SAITO/斎藤英夫

毛皮のマリーズ「Gloomy」2010.11.24

本当にごぶさたしてすみません。

でも最近どうしても「これは聴くべき」と思える若い人のバンドにはまってるので紹介したいと思います。

今年メジャーデビューしてる話題のバンドなので知ってる人は多いと思うんですけど、「最近の日本のロックは終わってるよ」とか思っている僕みたいな世代の人にぜひ聴いて欲しいのです。
初めに言ってしまうとこのバンドはものすごく「聴いたことのあるサウンド」に「聞き飽きたほど馴染みのメロディー」「聴いた瞬間にあの曲だよな」と思わせてくれるバンドです。
「こんなのあれのパクリじゃん」にたいな大人げないことを言わなくなった「大人の音楽好き」の人に特にお勧めなのです。

ビートルズからストーンズから日本の歌謡ロックまで、驚くほど王道に完全に一体化しています。
彼らに「オリジナル」を強要して批判するのは子供のすることなので、子供は聴かないで彼らを守ってほしいです。

そもそもARTは時代の集合的無意識が物質化したものだと思うので、完全な新しいものを求めるのは自殺行為なのです。写楽と北斎は同じ人、でいいと思うのです。
ただ1番言いたいのはこのバンドの曲を生んでる志摩君は「溢れるロックへの愛」に乗りながら、しっかりと「自分の気持ち」を歌っているとうことです。これは本当に大事。
彼は初期のヒロトやキヨシローのような素晴らしい詩人だと思います。
最初の何枚かは歌詞やサウンドが「ロックできる喜び」と「衝動」に押されてわかりずらいんだけど、徐々に自分の表現をつかんでいく。
これがまたいい。成長していくのだ。
そして自分のスタイルをつかんだ感じなのがこのアルバム「Gloomy」です。

いい大人になった皆様に後輩たちが自分たちの愛した「何か」を引き継いでいるのを感じて下さい。

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REIJI YAMADA/山田玲司
漫画家 環境問題活動家