「自称」プロサーファー・・・ではなく、釣りの達人なので、初回はこのお話で。
ゴルフと釣りは、日本人の趣味人口からするとオジサマ度は高いものの、かなりのものです。 釣りのファッションって、嗜まない皆さんからすれば想像もつかないかもしれませんね。
では、こんだけ趣味人口があるのに、スポットの当たらないゾーンのお話を。
日本人のブランド志向性は説明するまでもないですが、 一定のお金が入ると、ドイツの高級車(エンブレムがピースマークみたいなやつ)とか 意味も無く乗る人がいたりします。
実は同じような傾向が釣りグッズにもありまして、 某高級メーカーのグッズで、頭からつま先まで揃える釣り師の方もいたりします。
一時、某アイドル歌手の真似をする人を「アムラー」と称したりしていましたが、 それらは「ガマラー」と称されます。
僕はこのエジプト神話の太陽神でもないのに、英語の-er的に、何でも「ラー」と表現する、90年代初頭のアホらしさはPOPで大好きなんですが、自分がひとくくりに表現されるのは大嫌いなんですよ。
だからどれだけ金持ちになっても、ピースマークみたいなエンブレムのドイツ車には乗らないだろうし、ガマラーにもならないぞ、と思うわけです。
そんな捻くれ者の僕が、今回オススメする釣りグッズは「フローティングベスト」。 釣り師には必需品ですが、不意に海に落ちた時に数時間は沈まずにいられます。
本格的な釣りではブーツなども着用していますし、服をきたまま海に落ち、 且つ波に身をさらわれるのは、想像以上に厳しい状況なのです(夜は特に)。
そんな重要な役割を持つ救命ベストは、当然ながら最も外に着用するので ファッション性の意味でも非常に重要なアイテムです。
このサンライン社のHGフローティングベストは、オールシーズン使用できるように 背面が脱着可能で夏はメッシュになるという優れモノ。
おまけに背面のデザインは古きアメ車のボンテアック・ファイヤーバード トランザムの ボンネットか、はたまた仮面ライダーの悪の組織・ショッカーの ゾル大佐の後ろで光ってる壁のデザインか、というくらいレトロなもの。
ただ、この「ちょっとワルイ感じ」という、これまたアホらしいPOPな表現の 「チョイワル」感が、他のベストのデザインと一線を画しているのです。
’60〜’70年代を愛する僕としては、ド真ん中のストライクです。
釣り師には必需品なんですが、防波堤でファミリーフィッシングをする 皆さんは意外と軽装で、ベスト着用の人は少ないようです。 でも万が一、海に落ちた場合は命に係ります。
夏休みで釣りに出かける際には是非、ベストを着用してくださいね。
POSTED BY:
KOZO KIZU/木津幸三
釣り師・ゲーマー・競馬ライター
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