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SHOWKEN HIRASAKA 平坂彰謙
株式会社CAMELSTUDIO 代表取締役社長
抜群の安定感と驚異のパワー・ドラミングでダイナマイトポップスの音楽を支える、まさにバンドの支柱的的存在。リラックスとのコンビネーションにより最強のリズム・セクションを作り上げる。またDMやCDジャケットのデザインを担当する、ダイポプのアートディレクターでもある。

誰でも簡単ドラム講座 VOL.3 「アクセントをつける」2009 / 09 / 01

右手と左手の練習が続きます。

次の課題は「アクセントをつける」であります。

机をトントン叩いていて気づいた方もいるかもしれませんが、すべて同じ強さで叩いていると、
とても「平坦」な、何の感情もない機械的な感じがしますね。
まるで時計がカチカチ鳴っているみたいに。

音楽の中でも特にロックとかポップスとかは、メロディと同じかそれ以上にリズムの”揺れ”(よく”ノリ”とか”グルーヴ”とか言いますよね)がとても重要で、自然に身体が縦に、横に気持ちよく動いてしまうような、ちょっとした”隠し味”のようなものが大切になります。

その”隠し味”のひとつが、「アクセント」です。

今回の図も「楽譜」同様、左から右に向かって一定のスピードで進めてください。

<パターン1>
右手の人差し指を、等間隔で「トントントントン」と叩きます。
(左手はお休みです)
強さも全く同じに叩くと、まな板・包丁で野菜を刻むような、機械的なリズムになりますね。

<パターン2>
ここから「アクセント」という概念が入ります。
(こちらも右手のみです)
グレーの丸は、黒い丸の半分くらいの強さで叩きます。
文字で表現しづらいですが、「タッ! トン タッ! トン」みたいな感じです。
黒い丸は指全体でドスンと、グレーの丸は指先だけでチョンと叩くと、雰囲気が出るかと思います。
わかりづらいかもしれませんが、これこそがドラムの「アクセント」なのです。
「パターン1」と叩き比べてみるとよくわかります。

<パターン3>
今度は右手、左手交互に叩いてみてください。
こちらは「パターン1」同様、同じ強さで叩きます。
バタバタうるさい感じですね。
前に飲み屋でやっていたら、店主に怒鳴られました。

<パターン4>
1小節(丸8個分)のうち、1個目と3個目(どちらも右手)のみ強く、あとは弱く叩きます。
ややテンポ早めに叩くと「あ、こういうことか」と実感できると思います。

最後になってしまいましたが、サウスポーの方は、左右逆にしてお試しください。

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Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.

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