ジョン・レノン120の言葉
K. ローレンス (編集), 刈茅 由美 (翻訳)
ジョン・レノンが40年間という生涯の中で、公の場そしてプライベートで話した言葉の中から120を選んで編集したという、一風変わった書籍です。
もともと音楽を作るうえでも「言葉=歌詞」をとりわけ大切にしてきたと言われるジョン・レノンだからこそできる企画でもあり、そしてその短い一言ひと言に込められている気持ちや感情の考察に、ひとつひとつ味わいながら「楽しめる」というというところがこの書のいいところでしょうか。
1ページに30文字程度しか載っていない紙面を恵比寿駅から乗った日比谷線の中で眺めていたら、いつの間にか銀座に着いていた…こんな読み方がふさわしい本だと思います。
“今までクソみたいなラブソングばっかりだったけど、「In My Life」でやっとまともな詞が書けた”という言葉がなぜか一番印象に残っています。
Showken Hirasaka
Camelstudio Co., Ltd.
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