Archive for 10 月, 2009

リコーGRデジタルカメラを構え、
とある神社境内でテリトリーを張るルリタテハに注視していた。
ふとルリタテハだけでは何かが足りないように思へ、
画に深みと味わいを与える背景には何が良いのかと思案した。
大袈裟な表現をお許し頂けるならば、
テリトリーを張るルリタテハには
なんだか哲学者の雰囲気が漂っているように思えてならないのだ・・・。

9/20付けの朝日新聞のコラムに
『漢語的不思議世界』(岩波書店)から引用した「空巣老人」について記事が出ていた。
一部抜粋「▼空き巣狙いの怪老人、ではない。
独り暮らしのお年寄りのことだという。
雛が育って飛び立てば、巣は空っぽになる。・・・」以下略。

当初この写真を公開する予定は全く無かったけれど、
「空巣老人」なる妙な響きに魅せられて、ルリタテハを公開することにした。

ルリタテハ(瑠璃立羽)
黒褐色の翅の表面には鮮やかな水色の帯模様がカタカナの「ノ」字のように入っているので見分けは簡単ですが、
しかし翅を閉じると枯れ葉や樹皮に似てとても見つけにくくなります。
飛翔スピードは高速で、♂は小高い岩の上や小枝などでテリトリーを張り、
近づく者にはご自慢の高速飛翔でもって奇襲攻撃を仕掛け、侵入者の追っ払いに精を出します。

コンパクトデジタルカメラの話

この時使った道具は「GRデジタルカメラ」です。
画作りの道具のひとつとしてコンパクトデジタルカメラを使うの一番の理由は
「持ち運びの利便性」と「深い被写界深度」。
GRはレンズ交換単焦点レンズ(広角28ミリ)が出来ないコンパクトデジタルカメラです。

少しだけこのカメラの歴史をお話しすると、1996年「プロのサブフィルムカメラ」として「GR1」が誕生。
2001年「GR 1v」が発売され、
当時は珍しい非球面レンズを2枚と広角レンズ搭載ながら
コンパクトカメラでは珍しディストーション(歪曲収差)が少なく、
写りの良いコンパクトカメラとして高評価を得ていました。

面白い事に2005年10月「GRデジタルカメラ」が発売されると、
逆に「GR 1v」の人気が再燃し、
中古市場では現在でも高値で取引される希なフイルム式コンパクトカメラとなっています。
言うまでもなくデジタルに変わっても
プロやハイアマチュアに高評価を得ていることには変わりありません。

ちなみに私はコンパクトで手に馴染むフィット感が心地よくフイルム式2台、
デジタル2台を所有しています。

この時の撮影技法
撮像素子(CCD)は1/1.8型サイズ(6.9×5.2mm)800万画素(最新GRⅢはCCDが1/1.7型1000万画素)です。
ちなみにフルサイズは36×24mm。
この小さな撮像素子に800万画素を詰め込むには多少無理があると思われますが、
撮像素子が小さければ被写界深度が深くなり、
広角28ミリレンズの「接写」では背景までボケの少ない写真を簡単に撮ることが出来るのです。
逆にフルサイズの撮像素子の場合その逆ということになります。

コンパクトカメラの隠された利点として、
公園などで撮影中デジタル一眼レフカメラを構えていると
「何かいるんですか?」などと肝心な場面でよく声をかけられ困ることが多いのですが、
コンパクトデジカメなら滅多に声をかけられないのです。
人に警戒感を与えないのも隠された撮影技法のひとつかもしれませんね。

カメラ設定
露出設定マニュアル、シャッタースピード1/125秒,絞りF8、ISO400、マクロに設定。

使用機材
リコーGRデジタル(28mm単焦点レンズ)

POSTED BY:
tsugionishimura_image

TSUGIO NISHIMURA/西村次雄
写真家

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28 10 月 2009

Q+PR=これはこれであり

Author: admin | Filed under: 11.沖秀史(USEN), Music / 音楽

「むぅ、これもある意味クイーンと言えるなぁ。。」
「これがクイーンの新ヴォーカリストですか?」
「何言うとうんねん、ポール・ロージャースやんけ」

一行目と三行目は同一人物(私)です。二行目は業界の若者A君。

さて、11月24日はフレディ・マーキュリーの命日。
毎年この日は、クイーンを聴きながらお酒を頂くのが私の習慣。

ポール・ロジャースはご存知、フリー、バッド・カンパニー、等を
歴任したヴォーカリストですが、以降はさっぱりバンドに恵まれて
いない(と私が思っている)人ではなかろうか?

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジと組んだザ・ファームの結成
も話題になった割りには商業的成功もないまま消滅するし。。。

しかしそんな彼のヴォーカリストとしての魅力を私自身再認識するに
至らせたアルバムがトリビュート作品である「マディ・ウォーター・ブルース」。
元々クイーンが好きだった私はこのアルバムにブライアン・メイが参加している
、ということが購入動機だった。このアルバムは一曲毎に様々なギタリストを
フィーチャーしているが、このようなアルバムを成立させるのにはヴォーカリスト
として芯が揺るがないことが一番大事なことではなかろうか?言うなれば単語帳
のリングがポール・ロジャース、単語帳一枚一枚がギタリスト。。。

で、本論のQ+PR(PCのキーボード操作のことではありません)。

2008年のQ+PRの「ライヴ・イン・ウクライナ」を見た。
もちろんクイーンのヴォーカルはフレディ・マーキュリーであり永久欠番のような
ものである。しかし、今年60歳になるポール・ロジャースの奮闘が意外にも私の
心を揺さぶるのです。このクイーンおたくの私の心を。

決してフレディを再現するわけでもなく、自分を主張するわけでもない。。

アーティストを目指し、スターダムをのし上がり、チャートの頂点を登ると
同時に人生にピリオドを打ってしまう男が描かれる「シューティング・スター」
(バッドカンパニーの曲)。70年代の曲だが、まるでフレディーのような人生
を歌うこの曲がステージで歌われるのが興味深い。。

で、結論。

「これはこれであり。」

POSTED BY:
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HIDESHI OKI/沖秀史
株式会社USEN 音楽番組制作部長

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これまで、釣りのこだわりの道具や小話を書かせていただきましたが、たまに
魚の美味しいいただき方を紹介したいと思います。まずは超メジャーである鯵さんのコト。

魚偏に参ると書いて鯵(アジ)。
一部にブランド名が付く高級なものもありますが(地元九州の関アジなど)、どちらかと言えば庶民的な魚。名前の由来は色々言われていますが、代表的なものが「あまりにも美味しすぎて【参った】と言うくらいの魚だから」というもの。
それ、確かにそうかもしれません。釣りを嗜むと「お土産」を期待(要求)されたりしますが、鯵ほど好き嫌いなく、多くの方に喜ばれる魚はいないのではないでしょうか。

種類、サイズも豊富で、小鰺(アジゴ・ゼンゴ)と呼ばれる10~20センチ程度のものから2メートル近いロウニンアジまで様々。本日の料理で紹介するのは前者の小鰺。
釣り師が釣る魚というよりは、ファミリーフィッシングの対象魚かもしれません。釣り方は「サビキ釣り」という、針のたくさんついた仕掛けで、アミコマセ(撒き餌)と同調させて釣るのが一般的です。小さな子供でも釣ることができます。
今回は黒鯛釣りの傍ら、「鯵寿司が食べたい」気分になり、1本針のフカセ仕掛けで家族が食べる分(30匹程度)だけ釣りました。
釣れた魚を見て、料理を考えるのも楽しいのですが「今日は○○が食べたいから、この魚を狙う」
というのも、また趣があります。短竿で足元に集まる小鰺を釣ったのですが、柔らかい竿で釣ると、
小さいながらも元気よく走り回り、それを手返しよく続けるのは、結構楽しいものです。
(それを長時間続けると飽きてしまうので、僕は1時間くらいが限界ですが・・・)
せっかくの自然からの恵み。美味しくいただくためには、釣った後の保存方法も大切です。
オススメは「氷〆」。クーラーの中に氷と海水を入れ、その中に軽く血抜きした鯵を入れます。
これをするだけで、鮮度は落ちず、その「味」もキープできるのです。

さて鯵寿司(小鰺バージョン)ですが、まず小鰺の頭と内臓を取り除き、尾ヒレ近くの
ゼイゴと呼ばれる堅い鱗を包丁で取り除き、三枚におろして魚は完了。
魚にワサビを付けてシャリ(酢飯)との間に青紫蘇を挟み、魚の上に
おろし生姜とネギ(アサツキ)を乗せ、胡麻をふれば出来上がりです。
口の中で、鯵の食感を青紫蘇や胡麻が風味で引き立ててくれます。
簡単にできて、最高に美味い。僕はそんな鯵寿司が大好きですし、イチオシの料理。

スーパーに売っている小鰺でつくるのも良いと思いますが、フラッと海に行って、
お手軽に釣ることもできる(大都会はそうはいきませんが)、簡単料理です。
「今日は寿司が食べたいから、海にでも行ってみるか」 いい響きじゃないですか?

ロッド:SHIMANO 青波巧 160
リール:DAIWA チヌチェイサーHG
ライン&ハリス:1.25号 ハリ:チヌ 0.8号

POSTED BY:
kozokizu_image

KOZO KIZU/木津幸三
釣り師・ゲーマー・競馬ライター

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