今回は弊社、有限会社楽脳の代表取締役・石井の最新刊をご紹介&オススメいたします。まずは、本人のコメントから。
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「ラブリー・ボーン」は、14歳で殺されてしまった少女スージーが、天国と地上の狭間から、残された家族がたどる崩壊と再生のようすを見とどける物語です。
もちろん、娘の死というショッキングな事実を目の前にした家族の関係は音をたてて崩れていくのですが、崩壊していくのはそれだけではないのです。ゆっくりと静かに崩れ落ちていくもの、それは人の心です(最近は、「心が折れる」という言い方が流行っているようですが)。
長い時間をかけて壊れていったものが、元のとおりと言わないまでも、少しずつでもまた動き出すには同じように長い時間が必要なのです。性急でないリアリティは、雪の結晶のように繊細で緻密な情景をつむぎだしていきます。それはまたとても力強いものでもあります。
時間をかけて形成される雪の結晶を追いかけながら、「ラブリー・ボーン」の世界を楽しんでください。
ちなみに、この「ラブリー・ボーン」を原作として、「ロード・オブ・ザ・リング」「キングコング」のピーター・ジャクソン監督が新作映画に取り掛かっています。アメリカでの公開は今年の12月。日本では来年、2010年の初頭というところでしょうかね。この小説を、あの監督がどう料理しているか、これも楽しみでなりません」
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まず、なかなかショッキングな内容であるとはおわかりかと思いますが、しかしながら読みやすさとストーリー展開の見事さで、ぐいぐい読み進められます。そして読後感、不思議な感覚に囚われます。たとえば、それは悲劇の中にしかしない人間の心の風景とでもいいましょうか。そんな濃厚な時間を味わえる傑作です。ぜひご一読ください。
Archive for 6 月, 2009
今回はじゃあ「スポーツビジネス」の「ビジネス」とは何なんだ、という話です。
これはシンプルです。「ビジネス」とは「問題解決」です。
顧客、マーケット、消費者、等、対象はなんでもいいのですが「商品や、サービスをを通じて、対象が抱える問題や課題を解決する」のがビジネスです。
逆の言い方をすれば「対象が抱える問題や課題を解決することができる、商品やサービスを開発し、提供する」ことがビジネスです。
自動車会社は「楽に早く移動したい」「一度にたくさんのものを運びたい」「運転が簡単だといい」「車はナンパの道具だ」「車は必要だがエコは同じくらい重要だ」「月に3万円以上のローンは払えない」等の様々な消費者の多様な問題や課題を解決する車を作り、販売するからビジネスが成立するわけです。
ではスポーツは誰が顧客で、そのどの問題をどのように解決することができるのでしょうか。
まずスポーツの顧客ですが「すべての人」です。男女、年齢、人種、国籍、宗教、所得階層、などを
問わず、だれもが対象になる、という意味で大きなビジネスの可能性があります。
ただ食品や衣料品、基本的な家電製品、自動車のような生活必需品ではありません。
スポーツがなくても人々は生きてゆけるのです、・・・・といういい方をした時、何か違和感を感じた人がいたでしょう。
スポーツは生活必需品でないのに、でもそれがないと・・・・そう、「生きてる気がしない」「生きている意味がない」と人に感じさせるものなのです。No music no life. No sport no life.
生活必需品とは、いわば人の生命維持、生活維持の商品ですが、スポーツや音楽、映画などは人の「心や精神の維持」の商品と言えるでしょう。そしてすでに物質的豊かさを達成してしまった現在、この「心や精神の維持」の商品は「新しい生活必需品」ともいえる存在になってきています。
以下続く(あと2回)
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HIKARU MACHIDA/町田光
NFL JAPAN 代表取締役社長 立命館大学客員教授 早稲田大学講師
最近、手塚治虫生誕80周年を記念した「手塚治虫展」が開かれました。
ニコニコ動画でも「手塚治虫アニメワールド」公式チャンネルを展開しています。
そんなこともあって、「鉄腕アトム 別巻」の最後に収められている、マニアの間では知られているカルト的な短編を思い出しました。
私はマニアではありませんが、この話だけはどこかで読んでいて、強烈な印象を持って覚えていました。
鉄腕アトムというと人間のために戦う明るくて元気なロボット。
アニメやコミックを見たこともない人でも、日本人ならそんなキャラとして認識してるんじゃないかな。
最近だとプリウスのCMとかでも見かけますよね。
「アトムの最後」とありますが、この短編の主人公はアトムでもロボットでもありません。
ネタばれになるので書きませんが、絶望的に救いのないストーリーで、手塚治虫自身「陰惨でいやな気分になる」と後に記述したと言われています。
もしかすると、この作品を描くことで、手塚治虫は自らが作り出した正義の味方で良い子のイメージのアトム、そして「ロボット法」への決別宣言をしたかったんじゃないかな、なんて思ったりもします。
昭和45年の作品です。
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KOJI SAITO/齋藤光二
株式会社 ドワンゴ ニコニコ事業本部副本部長 DAGE取締役プロデューサー
